ジェフ・バックリーがカバーしたレナードコーエンの名曲「ハレルヤ」をまた聴く。10分近い長演だが全然飽きない。しかも泣けてくる。正直な話、この曲の歌詞の和約はそんなにぐれいとなものではない、というか抽象的で「何が言いたいんだか?」と言う感じなのだが純粋に歌メロが美しい。


僕は恐れ多くも自曲「SPECIAL THANX」という曲にこの「ハレルヤ」の部分をくっ付けてよくボランティアなどの活動で歌っているが、それは当然「その場限り」の発表で「間違って」も「形」にはしていない。まぁ単純に著作権上の問題もあるんだけど。


ただ意外や意外、僕の曲とその天下の名曲とのマッチングは聴いてる分には実は無理がなく繋がる。そのせいか?歌う度に大合唱となる。ただまぁジェフ・バックリーを聴いてしまうと自分が歌うのに二の足を踏む感じはある。


話はガラりと変わり、僕の音源の話。基本的に「自作自演」「DRAFT&QUESTION?」のオリジナルフルアルバム2枚は渡したい方々には渡せたけど、諸事情あって渡せない、という人達もいる。これはもう自分勝手なのだがやっぱり「1曲で良いから聴いて欲しい」という思いは募るばかり。


でも人生に想い通りにいかないことは付きモノ。これはもうこれで諦めるしかない。普通に考えて、志半ばで他界した人達の方が全体的に圧倒的に多いのだから。


僕の人生、あんまり(いや、かなりだね)普通の人生じゃないけれど「曲を創れる」というモノを持っていて、しかもそれらの曲をもう20年近く発表出来てきているのだからそういう意味では「恵まれて」いるとは思う。