昨日の公演の中でやはり僕も抱えている「ひきこもり」「自分の心を閉ざす」という部分での話もあった。僕の3代前の主治医の先生とのコラボ公演では「ひきこもり」は社会に出るエネルギーを溜めている状態だと理解してあげてください、と優しい言葉をかけていたが、僕の場合は逆。

昔、というか、それこそ去年までは電車に普通に乗れたのに今は乗るのにかなりのエネルギーを要する。というかほとんど乗れない、と言った方が良いだろう。正直、どんどんネガティヴになってきている。生まれた国を間違えてたら間違いなくこの歳まではもう生きてないだろう。

僕はお酒を呑まない。だからアル中ではないのだが、なだいなださんのアル中の事について「この未成熟な大人」と記しているが、僕はまさにその典型で40にもなって歳相応に生きれてない。学生時代は「大学さえ出れば」と思っていたが、まさかそこで大きな挫折を味わい心の病に罹るとは思ってもいなかった。

2年ほど前から極端に「自分の殻」に閉じ籠るようになり、普通のLIVEも出来なくなってしまった。とはいえなんだかんだ言って福祉関係でLIVEのオファーが来ると必ずやるのだが。この10年福祉のLIVEでのキャンセルは1回も無い。ひきこもっていても曲を創ったり、レコーディングをしている。やっぱり音楽が好きなんだろうなぁ。今更だけど。