昨日は2曲ほど演奏。1曲は「笑顔を見せて」もう1曲は「菜穂様」を浅田真央さんに変えて「真央様」をやったのだが「真央様」の出来が酷くて、もうこの曲は2度とやるまい、と心に誓う。それにもうアレ何年前の曲だ?というかんじでもあるし。オリジナルが真央ちゃん本人なら頑張って練習するところだが元々は戸田菜穂さんに捧げた曲なので、こう書いては失礼だがあまり菜穂さんは知られていないのもことあるのでもうやらん。


ただ純粋に真央ちゃんに捧げたメロディアスな曲で「ICE QUEEN」という曲があってこれは今後、機会があればやっていきたい曲である。ちょっと曲の構成が普通のPOPSとは違う。例えばA-B、A-Bーソロ、A-Bというような流れがPOPSでは普通なのだがこの曲はA-B、A-B、そしてC-Dで終わるという感じである。


あと実は昨日元ガンズのダフマッケンガイのソロを聴いて「自分のアルバムもフルアルバムにしよう」と思って実際に録音していて眠っている曲達を数曲起こしてフルアルバムに纏めてみたら前の6曲だけの時の良さ⇒前向きさ、純粋さ、というものが失われて早い話が「ネガティヴ」な作品になったのでやはり6曲のままにした。


今回はどういう方策を取るかは判らないが、この6曲入りCDはとにかく「古き良き10代の前向きさ」を音にしたものなので個人的にも思い入れは深い、それに事実、曲も歌詞もイイ。こと1曲目の「ViVA!日大三高」なんかはコレは今回の収録にあたり全部を録り直ししたのだが、楽しかった高校生活が無ければ出て来なかった。


三高とは何の所縁もない方々もこの曲を好きになってくれている。僕自身はネガティヴな人間だが、あんまりそれを作品にまでは「もう」したくない、という気持ちがある。20代の頃は違った「怒り」「悲しみ」「憎しみ」といった感情をモロに曲と歌詞にしていた。その表現があまりに過剰なので会場によっては出入り禁止や注意勧告をされたこともあるほどだ。


今は違ってバンドでないから弾き語りで出来る曲を書くしかない。出来ればバンドでも活動したいがそれでもそのスタンスは変わらない。憎むのに疲れてきた、言う感じ。