毎年この時期は完全に心を閉じている。確信犯で閉じている。

そのため、極度の鬱とストレスのために背中の神経痛が激しく、座薬を間隔無視でガンガン打っている。

座薬を打つと、こうも違うものか?と思う。誤解ないように書いておくと「ハイ」になるワケではない、ただ痛みが引いて神経が穏やかになる、だけです。

「あんまり酷いようだったら入院だ」という両親と軽い口論になった。俺は以前のようにいきなり見知らぬ人と接することは出来ないぐらい精神が衰弱している。

ましてや入院病棟の人達などとは…そう何度も言っているのだが…。「長生き」のために「入院」だ、なんて「鬱病当事者」には「拷問」でしかない。
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「本物」の鬱病当事者は「長生き」などこれっぽっちもしたくないはずだ。少なくとも僕自身はこの20年間ずっとそうである。強いて言うならただ音楽を書くためだけに生きている。

で、口論の途中で見せかけで良くなったふりをして親を誤魔化して結局、入院は見送りとなる。座薬だけが頼りだ。

なので次の売り物音源「LIVE NOT武道館Ⅱ」への出荷作業まではまだ出来る状態ではない。事務的な手続きが残っていて神経を疲労させる。

恐らく初回オーダー数ぐらいは売れるだろうが、設定価格が原価割れギリギリ。今回もまた1銭の稼ぎにもならないだろう。今回はBEST盤なので自分の中でもとりわけ自信作だが、結果はもう目に見えている。

音楽で稼ぐ時代、はもう終わったのだ、と思う。一応、昔、アーティストとしてもメディアとしても、その両面で音楽業界にどっぷり浸かっていた経験からそれはもう明らかである。時代が変わり過ぎた。

なので昨日出来たばかりの新作「MANUAL」は「基本的」には売り物にはしない。

僕が「自分」の「創る音楽」に対して人々に期待、というか求めるものはただ「純粋」に「僕の音楽」を「聴いて」ほしい、というそれだけである。「誓って」それだけである。


「LIVE NOT武道館Ⅱ」は無料では絶対に配りませんが、新作「MANUAL」は勝手に送るかも知れません。お聴き頂ければ嬉しいですが「ウゼぇ」と思った方々はお手数ですが、「プラ」のゴミの日に廃棄してください。