先ほど動作確認も含めて改めて全9曲入りから更に1曲削って全8曲に削ぎ落としたアルバム「堕落歌集」を聴いていた。前の9曲入りも悪くはなかったけど8曲に絞った方が圧倒的に風通しが良い。良い身であっという間に聴き終えてる。だけど18曲書いて10曲も外して8曲のみのイキだと思うと残念感はあるなぁ(*_*)。あと思ったのが自分のここ10年の間に創った曲をちょっと聴いてたら自分で「なんて甘っちょろい歌を作っていたんだ!?俺はこんな歌を書いてばかりいたのか!?」と無駄に前向きな歌の数々、ここ10年間のバラード系統の曲ばかり書いていた自分に嫌気が差した。まさに自己嫌悪。「重い」「暗い」「よく判らない」など酷評されても今書いている武蔵野やD.Q.N一連の怒濤のパンクソング、オルタナロック、ハードロックの方が今の自分心身にしっくりくる。俺はもうとうの昔にスターウォーズでの台詞「フォースの暗黒面に一度落ちたら、2度と這い上がれない」という言葉の通り俺も既にフォースの暗黒面の住人なのだ、と実感(*_*)。昔、アリスクーパーが言っていたが「我々を死とセックスと金を愛する」という台詞があった。俺の場合はそれからセックスを差し引いた言葉のまんまである。死と金に強い執着と願望がある。良い傾向ではないというの重々承知だが自分で自分に嘘はつけない。俺は完全に楽しかった高校卒業後の19歳の頃からネガティヴィティに完全に汚染されていたのである。まぁとにかくその頃から受けてきた心と体の傷や痛みが今の音楽の創作力の源になっているので、そういう意味では意味のあったネガティヴィティな年月だったかも(*_*)。