ようやく本当にアルバムが仕上がった。今日、最期のレコーディングで「堕落歌」という曲をレコーディングしたのだが、これがちょっとややこしい部分があって今まで何度もレコーディングをしてきたがイマイチ納得出来る状態だはなくアルバム収録から外れた曲であった。ただ我ながらカッコいい曲なのでいつかは出そう、とは思っていた。ま、それが今回のD.Q.Nの1st(にしてラスト?)の「堕落歌集」という名前のアルバムタイトルにもなったし当方が敬愛してやまないJOY DIVISIONの1stアルバムと同じ11曲の収録というのも嬉しい(これは強引なこじつけだが)。言語の由来は他でもないあの坂口安吾の「堕落論」から引用したものである。ただタイトル以外は歌詞には一切その本に関わることは書いてないし歌っていない。つまり著作権の方は全然問題ない。このアルバム名で買う人と買わない人が今まで以上にはっきりするであろう。ジャンルで言うとやはりPUNKなのだろうか?全曲自己否定のネガティヴな歌詞と曲は音楽理論を崩壊したハードな楽曲陣である。ただ媚びた、というわけではないが聴いたら一緒に歌えるキャッチーな部分がどの曲にもある。でもまぁ暗黒ですな(*_*)。結局4曲を付けたし3曲をボツにしたことになる。