自分で選んだ道とは言え一生を添い遂げる人がこの歳でもいない、全くあてが無い、というのは酷く孤独を感じさせる。ただ自分の中の狂気と正気と病気、これらを考えるとやはり独り身であるのが一番迷惑のかからない生き方であろうことは間違いない。以前は孤独のあまり自殺を何度も図ったが、もう何があってもそんなことはしない。今の時点で確信を持って1つ言えることは売れなくても死ぬまで音楽を作り続けるということ。何があっても自分の人生を最悪のシナリオにはしない。今は事実上独りで音楽を作って活動しているわけだが、改めて周囲の人達の思いやりを感じる。本当に心底、孤独を感じているが決して独りではない。そして無理に頑張る必要もない。欲しいモノは縁があれば与えられるべき時に与えられる。約40年間の人生の中で色々と無理を強いてきたことも多いが、結局のところ先に書いたように「与えられるべき時に与えられる」という結論に達した。自分の人生の目標や憧れはあるがそれが叶わなくても、その時出来ることをするしかない。考えてみたら今日まで生き残っている僕の作った曲達はそういう感じでごく自然に生まれてきている。