かつて死ぬほど愛してた女性がいて(ってそんなんばっかりじゃねーか、イヤでもその人は特別)、その女性とは大学が同じで歳も同じで家も割と近かった。サークルもクラスも学科も違ったが卒業間際に偶然電車の中で出くわして強引にお友達になってもらった。その後2週間の1度くらいのペースで電話をするようになった。既にその人には彼氏(婚約者?)がいたがそれでも電話の相手をしてくれていた。僕は既に鬱病に罹っていたがその人との電話はそんな生き地獄の中でも数少ない救いの光りであった。とある女優に瓜二つで、学内でも人気のあった人だった。なぜいきなりそんなことを書いたかと言えばその似ている女優の歌っている曲を偶然Ipodからシャッフルで出てきたからである。誠実な人だった。前にも書いたが僕には鬱病が重くのしかかっていて定職に就けないので結婚が出来ない。子供も呑んでいる処方箋の関係で作れない。だからせめてそんな僕に誠実に応対してくれたその女性には幸せであって欲しいと心から想う。いきなりだけど多分本人はこのブログを読んでいないだろうけど有難うと今更ながら思う。僕はもう絶望という絶望に接してきてすっかり人間性が変わってしまった。そんな中で、でも心から愛せた人がいた、という過去がある。武蔵野のCDを送ったら御丁寧にもお礼状を頂いた。アレから随分音楽性も広がってバラードなんぞも作れるようになった。最近、バラード系統の曲作りに関しては実はスランプ気味だが、その女性に向けて勝手に曲を作りたいと思う。本当に沢山のインスピレーションを彼女からは頂いた。改めて有難う。以下の曲「VENUS」は友人夫婦に捧げた曲だが自分にも当てはまると思うのでUPします。捨て鉢になっているわけじゃないけれど俺にはもう一生彼女や恋人なんか出来ないんじゃないかなと正直な話、思っている。「想い出がいっぱい」ですな。


「VENUS」作詞作曲編曲:今村敦


そう遠くない未来に、この僕は救われる

そう長くは待たずに、救いの主は現れる

貴方こそが、貴方こそが、貴方こそが

僕の女神



そう遠くない未来に、この僕は救われる

そう難しいことじゃない、貴方こそが僕の女神

貴方が笑う、貴方が笑う、貴方の笑顔が

僕の救い

長く続いた悲しみから

引きずり続けた悲しみから

僕は解き放たれる



貴方こそが、貴方こそが、貴方こそが

僕の女神

貴方が笑う、貴方が笑う、貴方の笑顔が

僕の救い、僕の救い、僕の女神




「VENUS」は http://okmusic.jp/#!/works/26920?n=VENUS  で聴けます。武蔵野バージョンです。