とりあえずまた夢のお告げで(本当に、本当です)いまDISKUNIONで発売中の「独り武蔵野」「センター中央」各500円と「ICE AGE」147円はUNIONさんで取り扱って頂いて、一番新しいBEST盤「DIRTY TRACKS」はUNIONさんではなくLIVE会場と当方への直の手売りで捌く可能性が高い。まぁまたいつ気が変わるか判らんですが…。10曲入ってしかも全曲HDD録音で今までの1,2枚の「BEST盤」とも1曲も被っていないので売値は500円(税込)の予定です。もう思い切り赤字なんですが、それより当方の生きているうちに…変なこと書いてスミマセンが…一人でも多くの方に当方の作品を聴いて頂きたいので。まさかBEST盤として3枚目が作れるほど曲作りが出来るようにはなると思わなんだだったYO、10~20代の頃は。あの頃は5曲入りのフツーのミニアルバムの収録曲を書いて埋め合わせるので精いっぱいのソングライティング能力しかなかった。皮肉なことにこの人生、ま、昔からだけどロクなもんじゃない、縁起でもないことが多々あってから当方のソングライティング能力は飛躍的に格段にUPした。ということは何か大切なものを犠牲にして曲を書くというlことが出来るようになった、ということでもあるのですが。世間から黙殺されている当方の音楽を思えば代償はあまりにデカイ。曲作りを始めた10代の学生の頃から聴く人は皆一応に「ちゃんと聴ける曲だし、インパクトだけは強い」と言ってくれました。でも本当に言葉にして僕の曲を「お前はナンダカンダ言って作る曲は良い。もっと自分に自信を持て」と初めておっしゃっえてくれた恩人は既に10数年前不慮の交通事故で亡くなっている。僕は人目もはばからずに泣くに泣いた。もっともっとその人が生きていたら当時よりももっともっといろいろなタイプの曲を作って聴いて頂ける事が出来たのに…。本当に僕が知る限りでは自分の損得を顧みずに相手のために尽力を尽くす、という方であった。亡くなってからもう17年経つが1日たりとも、文字通り1日たりとも僕はその人との思い出や受けた多大な恩を思い出さない日はない。僕のこの人生山あり谷ありだが…というより谷ばかりのような気もするが…そんな極端だがそれらの経験がインパクトの強い、ある意味では過激な曲となって出来ている。先述の亡くなった恩人の弟さんのご結婚式に親族として招かれた時「兄のアコギで弾き語りをお願い致します」という招待状を受けて身体を壊して3日間入院するほど根を詰めた、だけど未だに人気の高い曲、そして式では会場の皆さんが号泣してくださった曲。「どこよりも誰よりも」という曲の歌詞を以下にUPします。因みにこの曲は当方の2枚目、の「BEST盤」である「LIVE08-09」に収録されています。一番最後に収録されています。いつもは辛口のお客さんもこの曲だけは凄い褒めてくれました。本当に何度も思って書いたりしているけど先述の人には改めて「こんな僕を相手にしてくださって本当に有難うございました。短い時間だったけど本当に楽しい時間を共有出来ました」と思ってます。またこの曲を凄い良い音に仕上げてくださった耳の穴の後藤勇さんにも本当に感謝しています。後藤さんも僕の良いところ、悪いところを鋭く見抜いている方ですが僕は本当に良い方達に恵まれていると思いました。で、最初の話に戻りますけれど当方の3枚目の「BEST盤」の「DIRTY TRACKS」は10曲入って税込500円です。では以下に先述の結婚式のために作った曲「どこよりも誰よりも」の歌詞をUPしておきます。


「どこよりも誰よりも」作詞作曲:今村敦 マスタリング「耳の穴」後藤勇さん


随分昔の悲しみもしばらく忘れてた安らぎに

変わってゆくこの想いを今日、この日に分かち合う

こみ上げる熱い涙は歓喜の涙へと移り行き

忘れがたきこの想いを踏みしめて噛み締める

どこよりも安らぐこの場所

ささやかに日々を重ねて

誰よりも安らぐあなたとふたりで

今日ここから、歩きたい


永らく続いた痛みに日々もいつの日にか

遠い過去に変わってゆくその想いを今日、この場所に記したい

捨て切れぬ悔しさや割り切れぬ惨めさは

いつの日にか遥か地平へ流されて消えてゆく

どこよりも優しいこの場所

穏やかに時を刻んで

誰よりも愛しい

貴方とふたりで、今日ここから歩きたい


どこよりも安らぐこの場所

ささやかに日々を重ねて

誰よりも安らぐあなたとふたりで

今日ここから、歩きたい

今日ここから、歩きたい

今日、ここから、歩きたい