それはわたし。

 

今の都会育ちの子供、というか、若い人たちは、

 

「土(つち)の道」

 

を知らないのだろうな。

雨が降ると水たまりとぬかるみで、

歩くのが大変なんだ、これが。

 

いや、それどころか、

 

「砂利道」

 

だって知らないかもね。

 

出来立ては歩きにくいけど、

雨が降ってもぬかるまないんだよ。

でも、そのうち砂利が土に潜り込んでしまうと、

また砂利をまいたりするんだよー。

自動車の轍で、すぐにでこぼこになるしね。

 

おーい、だれか記憶しておいてくれよぉ。

 

ワタクシが子供の頃(田舎の小都市)、

幹線道路以外は、砂利敷きの道がほとんどでした。

 

小さくてかわいかった甥っ子が、

昨日32歳になったと聞いて、

昭和40年代あたりは、

すでに歴史の一部に組み込まれようとしているのかも、

と思った次第です。