(10完)

いよいよ、というか、ようやく最終回です。


皆さんもオリバー君の花嫁に立候補した女性に は興味があるはず。


そこで私、皆さんに成り代わり、「オリバー君の花嫁」で検索してみました。


すると「伊集院光 日曜日の秘密基地」に情報があることが分かった。


以下は一 部の引用です:


この女性は『白鳥翔子さんという方で・・・・・オリバーくん来日のプロデュー スをしていた事務所に遊びに行ったとき、たまたまこの「オリバーくんの花嫁募 集」にさそわれて、気がつくと記者会見の席に座っていたのだと言います。彼女 自身もこの企画には本気で取り組み、オリバーくんの子供を生むことを真剣に考 えていたのですが、警察から問い合わせが来るほど企画が猟奇的になりすぎたた め、主催者であった日本テレビも中止を決断しました・・』


気がつくと記者会見の席に座っていた?


彼女自身もこの企画には本気で取り組み、

オリバー君の子供を生むことを真剣に考えていた?


随分と迂闊な白鳥ですが、


中国には“美女と野獣”にあたる表現で“ヒキガエルが白鳥を食らう”というの があります。


まぁなんにせよ、チンパンが白鳥を食らうことにならなくてよかった。


『オリバーの染色体は48本でチンパンジーと同一・・腰椎の数も・・血清蛋白の パターンもチンパンジーと一致したことが判明している(ウィキペディアより)』


アタリマエではないか。


こうして1970年代の怪事件は数日で終わりを告げる。


邯鄲の夢に浸っていたオリバー君も

テリー伊藤の拳骨ポカリで我に返った、

というか、

厳しい現実へと帰らされたことでありましょう。


オリバー君のその後はウィキペディアにも書かれていますが、私もテリー伊藤がでた番組でちらりとその後のオリバー君を見ました。


檻の中で女性から餌をもらってましたね。人 間の女性が好きなのは今も変わらないようです。

[完]