翻訳by sunburn



「Vicious World」

「僕はこれを怒りのロックとして書いた。だから大声で歌うつもりだった。それに対してピアノのパートのほうは煌めくような複雑なものにしたんだ。でもスタジオに入って仕上げようとしたら、なぜか上手くいかないんだ」

「それで、これには正反対のアプローチが必要だってことが分かった。Fender Rhodes のサウンドとかね。静かに静かに歌って、ハーモニーを加えなきゃってことが分かったんだ。やってみたら、悲しさの甘さってやつを捉えることに成功したよ」

「これは幸せと同時に悲しみを感じる、そんな歌のひとつなんだ。僕のパパの言い方を借りれば"幸せなブルース"さ。興奮させる楽しい曲なのに、詩はとてもネガティブなんだ。仕上がりをみると、その感じはうまく出せてると思うよ」