●オンラインで公開してる日記で、君はこんなことを書いてたね。

レコード盤の中で生きていくのは危険なことだ。回転が止まった瞬間、僕はターンテーブルから滑り落ちてしまう”って。

LAでの仕事は、音楽活動における君の孤独感を増幅させるようなものだった?

「僕らはLA行きの飛行機に乗る前からその問題を意識していた。実際、LAに到着したとき、ちょっとした孤独感を感じたよ。でもそれはホームシックのようなものさ。僕らは歌に慰めを求めた。今回のレコーディングは、おそらく君が考えるのとは逆の効果をもたらしたと思うよ。そこはかとない孤独感が歌に活力を与えてるんだ」

●Isobel Campbellの新作は聴いたかい?Mark Lanaganが参加しているんだけど。あれは明らかにNancy Sinatra & Lee Hazlewoodを意識してるよね?

「忙しすぎてさ、彼女の新作を聴く暇がないんだ。多分、彼女も同じことを感じてるだろうな」

●ソングライティングの過程で"測り知れない何ものかの影響"を感じたことはあるかい?

「夢や音楽の魔法ってのは大空から降りてくるんだ。そういうものさ」

●今朝、僕は7時に起きて、Belle & Sebastianのレコードを聴いて、それからバンドに関する記事を読んだ。どうだい。君たちの典型的なファンの一日だと思わない?

「うーん、どうかな。あまり一般化したくはないね。僕の知る限り、僕らのファンは"行動派"でエネルギッシュなタイプだと思うけど」