ユキサキの無い文字列

ユキサキの無い文字列

日々の生活のなかで文字にしてみようと思ったこといろいろ。

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彼が教えてくれたことがある。

なんでも完璧に、誰よりもうまく、できなくてもいいんだってこと。



昔からわりとユウシュウだった私の合格点はいつも100点だった。

何かを評価するときはいつも、他と比べて×の数を数える。

いくら頑張っても100点以上にはならない。



でも、彼は違った。

彼は○を数えている気がする。

満点なんか無い気がする。

昨日よりいい点が合格点。




そうか。

減点するより加点する方が楽しいよね。

満点なんて決めてしまわない方が、ずっと夢がある。

○の数を数えていれば、

不完全なものがもつ、本当の価値に気づくことができる。




彼の周りには、彼よりも優れいている人が沢山いるようだ。

そんな環境に身をおけるのも、こういう考え方ができるからなんだろう。

そうやって、どこまでも自分を高めていくんだろう。




私は、すごく大切なことを教わったきがするよ。

私もそういう世界を生きたい。




「他人は自分を写す鏡だ」なんてよく言ったもんだ。



他人にイライラすることってよくあるけど、
それって本当は相手にではなく、
相手に映っている自分にイライラしているような気がする。



あんまりイライラがたまると、
相手のこと愚痴ったり傷つけたりしたくなるけど、

その攻撃だって実は鏡に反射していて、
本当は、無意識のうちに、思わぬ角度から、
自分自身を傷つけてしまっているのかもしれない。

だからこそ、そういう気持ちになっている時は、
誰よりも一番、自分が辛いんじゃないのかな。




鏡見て反省するのもいいけど、
それだけじゃつまらない。

人間、醜いところにはつい目がいってしまうものだけど、
それは少し我慢して。


もっと好きな人たちと、
そこに映っているもっと好きな自分を、
今よりもたくさん見ていることができたなら、

きっともっと、素敵な時間を過ごせる気がする。