彼が教えてくれたことがある。
なんでも完璧に、誰よりもうまく、できなくてもいいんだってこと。
昔からわりとユウシュウだった私の合格点はいつも100点だった。
何かを評価するときはいつも、他と比べて×の数を数える。
いくら頑張っても100点以上にはならない。
でも、彼は違った。
彼は○を数えている気がする。
満点なんか無い気がする。
昨日よりいい点が合格点。
そうか。
減点するより加点する方が楽しいよね。
満点なんて決めてしまわない方が、ずっと夢がある。
○の数を数えていれば、
不完全なものがもつ、本当の価値に気づくことができる。
彼の周りには、彼よりも優れいている人が沢山いるようだ。
そんな環境に身をおけるのも、こういう考え方ができるからなんだろう。
そうやって、どこまでも自分を高めていくんだろう。
私は、すごく大切なことを教わったきがするよ。
私もそういう世界を生きたい。