この 空の ずっとずっと遠い 向こうへ
行こうって
幼い頃からの 打ち消せない想い
退屈な授業 無機質な大きな窓から
家のサッシの窓 鉛筆を置いて ふと
空想の四角い景色を切り取って かぶせてみる
アスファルト
黄色い帽子 つばの先に
いつも見上げた木 それぞれの季節の葉のすき間から
この月を ずっと向こうの下から見上げたい
地球にとって 月の 太陽の存在は
唯一のものなのだと
この 見える空の
ずっと向こう
知らない ところ
知らない言葉
初めての匂い
聞いたことのない響き
そこで観る月も
この月も
同じなのに
ずっと向こうの空気を通して眺めることで
違和感と 心地よさ
そのあと訪れる いつもの ここ への想いと (すっかり忘れていることも多いが)
決して混ざりあわないマーブル状の それ
心地よい違和感 と
時に 心地よくない違和感と
違和感の世界の日常に 浸って触れて
何かの拍子に いつしか
マーブル状が溶けたり
もしくは
頑ななマーブルが 幾何学模様 ツートンカラーに
頑なも
溶ける も
遠くだったところに入ってみたから
行って 見て 触って
空想の四角い視界が
立体的となり
答えはなくてもいいし
見つけられないし
見つけない
流れ者の違和感も いい
次行こう
次
立ち去り難さ 想い
町を後に
景色を後ろに流して
想い出とやらに変換する脳内作業
多分私は
沈殿するタイプではないな
ずっと向こうで受ける洗礼を
毛穴 瞳孔 鼻腔 味覚芽 鼓膜 手のひら
地面から伝わる 町の鼓動とか 匂いとか
足首
痛い腰
身体ごと ココロで
心ごと カラダで
貪欲に
たまに 気だるく
感受のままに
肌 かさついたり
喉が痛くなったり
初めての スパイスミックスとか 野菜とか
やるせない そこの日常者との摩擦や
出会い
ありがたみや
安らぎとか
十数年前になるが
お互いの感受性
違和感を認めあえない相手との旅
失敗したな…と
私は 冷めきってしまった
そして 自分の 感受の扉を閉じてしまった
記憶がない
その 閉じたキモチの 靄ついた視界
フィルターを通して 瞳の奥
無意識な 意識だけが
…意識が 無意識に…?
覚えている切れ端の記憶
切れ切れのワンシーン
色だけ
シルエットだけ
今年 その町のひとつ もう一度 行ってみることにした
行程上の都合で
この町はたったの二日間
凝縮して楽しむべし
ここでは ふだんやらない弾丸ツアー並みの工夫を凝らそうかな
不慣れな駆け足も
自分で組めば楽し
過去を継ぎ合わせたり 辿るつもりはなく
あらたな旅に
切れ端の記憶との偶然の出会い それもまた よし
あの旅は ちとしんどかったが
今の私の意識のなんらかの
よいエッセンスとなっている気がして
プラスマイナスは わからんけど
どっちでもいいやん ってね
行くまでのプロセスも
旅
その もっともっと手前のプロセス
きっと 今
旅 始まってる
実は イロイロ
自分達 自分自身の心配より
心配というか不安定材料があり
そいつが ちとネック
しかし 同時進行で
旅を 自分の馬鹿力で はじめた
馬鹿力で
自分に優しくあろうと
だから… こその
何やろ…(笑)
はっきり言って
苦労した …している
苦労したって
自分自身に使ったことのない 初めての表現
でも 確かにそうなのだと
苦労っていうものだと
つい、 つい最近 気がついた
ツラい、シンドイことは 幼い頃から知っていた
それなりに
でも 不幸ではなかったから
今も 決して
自分を 不幸と もし 私…が
言ってしまうようだったら
かなりの 末期だな
けっこう 生きていけるもんだから
そうだよね
みんな 何食わぬ顔して
けっこう頑張ってたり浮わついてたり
尺度は様々だけど
今、旅の渦中
準備
これ いと楽し
行けるよな
いや
行かなあかんねん!
相方の姉と いまだ たまに言ってる自分に
奮い立たせてる
帰ってからの イロイロ
既にだいたい決めているし
多分、その目的の順序
人生計算的には逆で間違ってるんだと思う
ま、私にはこれがベストなのだ
ボヤボヤしてたらあかんし
ね…?私?
ま 実際はボケ~っと 空白になってる時間も多いけど
相も変わらず
なんとかなるでしょ♪
早く来い 夏
あ でも やっぱり
ゆっくりでいいです
さて と … 。
お風呂入って
ボケ~ っとして
旅ノート 作ろ

……… 。



” ってビックリしたわ~」 
と 私は応えた。 

