こんにちは！
保育家の新田純子です。
お友達の福岡すみれさんからバトンを引き継ぎ、7日間、本の紹介リレーに参加しています。
【私の好きな本紹介 3日目】
『子どもへのまなざし』
私のバイブル。
作者の佐々木正美さんは児童精神科医。
現代に入って数々引き起こされた少年凶悪事件の当事者である子どもたちをケアされています。
児童相談所、家庭裁判所、養護施設、保育所、幼稚園、学校、、、
あらゆる場に足を運ばれて
親子の心のケアをされました。
保育の現場にも深く心を寄せてくださり
佐々木先生が講演される研修には
全国各地から保育者が殺到。
私も岐阜から新幹線で飛び回り
佐々木先生に会いにいっていたなあ。
（残念ながら今はもう他界されています）
作者はとにかく「愛の人」。
子どもたちに、可愛がりすぎという限度はありません。
子どもを可愛がりすぎて問題が起きました、という報告は一つもありません。
と、いつも話しておいででした。
『子どもたちを可愛がりましょう。』
『子どもに安らぎをあたえましょう。』
この本は佐々木先生の講演を書き起こしたもので、
話し言葉で読みやすい！
なにより作者の人柄＝人間愛がそのまま詰まっています。
・しつけについて
・食について
・いじめについて
・不登校について
など、
子どもへの具体的な接し方も書かれています。
もう、うなるほどその通り！！！
ここに記されているように
私たち大人が
全身全霊で子どもに安らぎを届けられたら
世界平和はすぐに叶うでしょう。
でも、現実は虐待や犯罪、様々な愛のすれ違いが起きています。
残念ながら、子どもにうまく愛を届けられていないケースがある。
なぜか。
こんなにも素晴らしくて、その通り！であることが明らかにもかかわらず、
なぜ、できないのか。できない大人ばかりなのか。。。（もちろん私も含めて）
この本を読むたびに思っていました。
書いてあることは
その通りなんだ！
でもできないんだ！
なぜだろう！
なぜだろう！
なぜだろう！
なぜなんだ！
って。
これをみんなができたらいいのに！
ぜったいもれなく全世界が幸せになれるのに！
なのにできない！
なんでだーーーーーー！
って読みながら
頷きまくりながらも
この発信だけでは足りないんだ！
もうひとつ奥に扉があるんだ！
みなが実現できるようになる扉が！！
と思っていました。
その答えが
自分が母親になってようやくわかりました。
それは
大人自身が自分に安らぎを与えられていないからです。
大人自身が「この私でいい。この私がいい。」と思えていないからなんです。
自分に対して思えていないんですから
まして、子どもたちに
100%の愛情なんて注げないですよね。
だから、まず、自分なんです。
大人は偉そうなことや小難しいことなんか言ってないでまず自分なんです。
不完全さこそ完全だったんだと降参して
自分を愛することからスタートなんです。
自分を100%受け入れられたら
もうそのときは
自動的に子どもたちを100%受け入れられますから。
✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎本の紹介リレー✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎
ーーーールール説明 (以下 転記します)ーーーー
・好きな本の表紙を紹介！
・ただしレビューとかは無くてもOK！
という条件で、1週間本を紹介して、次の方にバトンをパスしていきます(^^)
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#私の好きな本リレー
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どうしたらいいんじゃ〜〜〜っ！！
と、いうかつての私のような仲間のために
「あ！自分って自分でいいんだっ！」
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