すごい額の借金。
健全経営だと信じ切っていた
私たちにとっては
寝耳に水。
青天の霹靂。
彼は一気に地に落ちた。
しかし、一筋の光を見つけていた。
今までに培った人脈を生かした。
彼は出会いや、運は強い。
定年を迎えたベテランに助けを求めた。
借金が減るわけではなかったが、
色々な業者の交通整理をし、
返済の目処や、新しく入る仕事も手伝ってもらった。
酸いも甘いも経験しているベテランさんに
一緒に働いているうちに私も絶大なる信頼をおいた。
私はそのうちに家庭の状況を打ち明け始めた。
ベテランさんは私のことを
「自我が芽生え始めた」と、言い表した。
