無題また少し昔話しをします。あれは盗んだ自転車で走りだした15の夜。青年けいたは、どこか遠くへ行きたかったに違いない…。生まれもってのスピード狂なのさ。そんなある日青年けいたは、また走りだした。そして行き着いたのさ、阪神タイガースのキャンプ地へ。役立たずのミチルは写真すら撮らない始末。俺は彼とは違います。パシャリ!ん~あえて選手を撮らない俺。あえて裏側から撮る俺。やっぱ違うな~。そんなある日の2011年2月9日が終わりに近づき、ドングリ君と気付かないまま青年は眠りにつくのであった。KEITA