ご報告が遅れましたが、わが家の婿どのの大地くんが5月16日に旅立ちました。
8歳5ヶ月を迎えたその日でした。
ツイッターはリアルタイムで報告をしたのですが、旅立ちの後、魂のもとに体を届けた翌日にブログでも報告をしようと思っていたら、突然スマホが壊れて起動できなくなり、大地の旅立ち直前の5日間から2日後までの、大切な大切な二度と撮れない写真や動画が取り出せない状態。
携帯のショップでデータ復旧依頼をして、復旧して取り出せた場合にデータが届くのが6月という状況にショックが大きくブログの記事を書く気持ちになれていませんでした。
長くなりますが、今年の大地の様子を時系列で書きます。
1月1日
今年も一緒に迎えられてよかった。
体重203.5グラム。
1月2日
大ちゃん実家の飼い主にあたるチュッシーさん夫妻が来てくれた。
大地とは6年9ヶ月ぶりの再会をしてもらう。
本当に嬉しかった。
1月3日
206グラム。
朝、3回目の性器脱発症。
年末年始休み中だった動物病院に電話をかけ、休日診療で対応してもらう。かなり戻すのが大変だった。
1月4日
体重193グラム
昨日からの通院ストレスで何も食べなかったから10グラム減った。
1月5日 体重201グラム
1月8日 体重196グラム
1月22日 体重202グラム
1月25日 体重203グラム
1月29日 体重203グラム
2月1日 体重201グラム。
2月4日
朝、4回目の性器脱発症。
朝一で病院に連れて行ったが飛び出した長さは短い割になかなか戻らず。治療がかなり大変で消耗してしまったので、そこから麻酔をかけるのは断念。乾かさないようにして夜再度連れて行き、麻酔をかけて戻してもらう。
2月6日
体重191グラム。通院ストレスで食欲が落ちたので、ベジサポをシリンジで飲ませる。
5ミリを一気に飲んでくれる。
2月16日 8歳2ヶ月。お正月に発症した性器脱も治り、朝元気よくまわる回し車に安心する
2月27日 192.5グラム
3月15日 192.5グラム
3月17日 歯ぎしりが気になるので、動物病院で歯けずり。
3月19日 通院ストレスで少し食欲が落ちたようなので、一時的なおだんご食サポートをする。
3月27日 椋太と同じぐらい、朝から元気に回し車をまわしている元気な大地。
3月29日 193.5グラム
4月5日 体重が減り気味なので、ふやかしペレットを入れるとそちらを先に口にする。
高齢なので、まよやるりと同じようにそろそろ柔らかい方が食べやすいのかなと思う。
4月9日 いつものように元気におやつを催促。なでなでは(いつもどおり)微妙な反応
4月10日 189.5グラム
体重が減ったけれど、これぐらいになることはあるのでまだ
4月13日 乳酸菌サプリを飲ませる。
4月14日 お婿入り記念日7年目
4月16日 8歳4ヶ月、元気に回し車でランニング。
4月19日 少し食欲が落ちた?と感じたら、184.5グラムに落ちていた。
心配なのでおだんごを作ってお皿に置く。完食直後198グラムに。
『もしかして、歯かな?』と疑い、病院の予約をとる。
4月21日 かかりつけの動物病院で歯削りに連れて行った。
折れた歯のかけらが口の中に挟まっていたとのことで取り除いてもらい、
歯の長さも(それほど伸びてはいないけど)、高さをそろえてもらって帰ってくる。
これで食べてくれるようになるだろうと安心する。
4月22日 通院ストレスか昼間一日寝ていたが、夕方から回し車を回し始めて安心する。
食欲は戻らない。
4月25日 普通なら、通院ストレスが落ち着いた後に食欲が戻るのに・・・今回は戻らない。
心配で、いろいろな餌やおやつを投入し始める。
4月26日 デグ友Hさんがくる。大地の食欲不振の話をして、今回は歯という感じではないし
通院のストレスで食欲減退もありうるから、無理な治療はしないかもしれないと話す。
5月1日 176グラムに落ちる。朝晩のランニングは元気にしている。
シリンジやおだんごは継続中。
デグ友Cさんが遊びに来てくれて、ご長寿ぶりをほめていただく。
5月4日 今までの食欲不振とかとは違って本格的に大地の調子はおかしいと思った。
5月5日 自宅から少し離れた場所にデグ友Tさんと出かけ、用事のあとデグー友Bさんと合流する話もあったが、大地が心配で早く帰ってくる。
5月6日 歯の治療をしても食欲が改善しない状況に、迷いはあるけれど高齢デグーなので
無理はさせずに穏やかに過ごしてもらおうと思い始める。
デグ友①さんから救援物質が届く。
体重が減り、心配で朝までそばにいたが、翌朝普通に回し車を回している。
この頃、デグ友さんたちに電話をかけまくって話を聞いてもらうことが増え
親身に話を聞いてくれることに本当に支えられました。
また、大地くん実家の飼い主さんには、昨年7月に大地が性器脱を発症した後あたりから、
留守中のペットカメラが立ち上がっている間は接続できるよう接続方法を伝えていたので
24時間カメラを切らずにいつでも大地の様子を見ていただけるようにした。
とても気にかけて見ていてくれて、私が気がつかなかった大地の状態を教えてくれたりして。
私と同じ気持ちで見守ってくれる実家の飼い主さんがいることには本当に感謝の気持ちだった。
大地は8歳5ヶ月という高齢だし、まよやるりの旅立ち前のころの様子に少し似ているものを感じ。
病院に連れて行っても症状はたいして好転せず、ストレスだけを与えて疲弊させてしまう感じになる、と思った。
回復の可能性がある若くて元気な頃ならやったかもしれない。
でも食べたくない、という人間なら80代半ばはいっているであろう高齢のおじいちゃんデグーの大地くん。
そんなおじいちゃんの口をあけて無理矢理食べ物を飲み込ませるのは何かが違うような気がして。
大地が望まないなら、むりやりタオルで保定してまでは与えない(自分から口にしてくれそうなものでシリンジの準備はする)
そう決めました。
毎日様子はしっかり観察して、『やっぱり病院に連れて行こう』と思ったときは即連れてくことにして。
そうして電話をしている最中にアドバイスしてもらったりんごを買いに出たりさつまいもを買ったり。
にんじんを買ってすりおろしたり大麦若葉の青汁を買ったり・・・
フリーズドライのおやつを買ったり、大地のためにできることを探しました。
5月7日 体重 156.6グラム、体重は減って元気が低下しまっているけど、
椋太と対面させると毛繕いを催促してうれしそうにする。
5月9日 体重 152.5グラム
唯一喜んで口にしれたりんご汁もあまり口にしなくなる。
シーツがおしっこで汚れているから、自分で水は飲んでいるのだろうか。
仕事にいっても気になるので、トイレに行ったりお昼休みのたび、
ペットカメラを覗いて大地の様子を確認して焦りを感じる。
痩せ細り体力も衰えるのか、休み休みゆっくり回し車で歩く大地の姿。
疲れるとハンモックの上で寝たり、床の上のハム暖に転がったり。
そしてまた回し車を回す。
『お願い、回し車なんて回さないで体力温存してよ』
ペットカメラ越しの飼い主の思いなんて、大地に伝わることはなく。
でもそんな様子を見ているうち、大地にとってはいつもどおりの自然な行動で
平穏な1日なのではないかとふと思う。
5月10日 大地が喜ぶので、椋太を抱いた状態でこのところは毎日面会させる。
ぴるぴるポーズを決める大地に、『しあわせ』を感じる時間を少しでも過ごしてほしいと思う。
5月11日 146.5グラム。
大地の奥さんデグーの1匹で初めてまよを迎えてデグー飼いになり10年目の日を一緒に迎えられた。
朝、少しシリンジのお水を飲んでくれた。
数時間おきに絞ったりんごの果汁を1ミリだけ飲む状態。
糖分があるのはわかっているけれどこれだけは口にしてくれるので、
これでせめて喉が渇かないように願う。
5月12日 大地が通い婚で帰った実家から、正式にうちの子として戻ってきて7年の日を
一緒に迎えられた。
すりおろしたりんご果汁を少し飲んでくれるだけの大地に、何もできなくてごめんと思う。
だっこを好まない大ちゃんを抱き上げるのは疲れさせてしまうのではと思い、
必要以上に抱き上げないようにしていたが、仕事から帰った後、
『すこしだけ抱っこさせて』と抱き上げる。
5月13日 自分は判断を誤ったのだろうか、大地を助けられたのはないかと迷う。
GW前から食べなくなって、こんなに頑張れるならなにかできたのでは?と。
でも通院するとものすごく疲弊するし、穏やかに過ごしてほしいと
家でお世話することを選んだのだけど・・・。
5月14日 体重130グラム。
あまり抱き上げて疲れさせてはと自粛しているけれど、心配でケージの前に座り込む。
5月15日 大地の奥さんデグーのうちの1匹で昨年8歳6ヶ月を前に旅立ったるりの誕生日。
ほんとうに立ち上がるのもむりな状態で、1歩歩くのもやっとの思いで動く感じ。
仕事から帰るまでもたないかもと思ったけれど、待っててくれた。
16日の8歳5ヶ月は無理だろうと本当に思った。
5月16日 大地くん、8歳5ヶ月を、一緒に迎えさせてくれた。
ずっとついていたけれど、私自身体がつらく朝方2時間ほど眠って起きた。
目がさめて声をかけたら、もう本当によく頑張っていてくれたとそう言うしかない状態。
お別れは今日。あと数時間になるのだろうと疑いようがなかった。
それでもりんご汁を口元に近づけると、ほんの0.1ミリぐらい飲んでくれた。
抱き上げて大好きであることを伝えケージに戻すともう立てない。
暖かいとはいえ、堅いハム暖の上にもう動けずに呼吸するだけで精一杯の状態で横たわる大地。
このまま仕事に行ったら、この上でひとり旅立ってしまうと思ったら。
そんなの絶対にイヤだった。そんな旅立ちを大地にさせたくなかった。
大地は決してだっこをせがんだりかまってくれとアピールするベタベタな子ではなく、だからかといってなれてないという訳じゃない。
呼べば近寄ってくる。
でもだっこは『ぼくの気が向いたときだけならよいのです。』という感じで、お互いにほどよい距離で、
『いるね』 『いるよ』
と存在を確認しあう同居人のような感覚をもって一緒に過ごしてきた。
通い婚で、せっかくわが家のまよやるりと楽しく暮らして環境に慣れたのに、飼い主の都合で実家に一度は戻されて
悲痛な呼び鳴きをさせてしまった、という飼い主には大きな反省もある。
お迎えしたときから人間よりデグーが大好きな大ちゃんに対しては、その気持ちを尊重してリスペクトに近い感覚を持って接していた。
食欲不振の強制給餌で無理強いはしないと心に決めたのと同じように、具合が悪いのに望まないだっこを必要以上にしないと思っていた。
でも、でも、やっぱりあと数時間で大地が旅立ってしまうと感じたら、ケージの床に寝かせておくなんて無理だった。
フリースの布を引っ張りだし、浅い呼吸をする大地をその上に抱き上げ、ケージの前に座った。
加重が同じところにかかると不快なのではと、ときどき抱いてる角度や向きをかえて。
数時間後、呼吸の仕方が変わり・・・ふっと呼吸が止まった。
『今のが最期の呼吸だった?』
そう思うぐらい、穏やかな旅立ちでした。
大地がきてくれたことで、私のライフスタイルは大きく変わり、交友関係も広がりました。
大阪に大地とまよの娘が嫁いだ(?)ことをきっかけに、大阪には4度も遊びに行かせてもらった。
兵庫から大地とまよの孫娘の飼い主さんが東京出張の合間に泊まりに来てくれた。
沖縄の離島のデグ友さん(大地とまよの息子の飼い主さん)に会いに行った。
インフルになったとき、近くに住むデグ友さん(大地とまよの娘の飼い主さん)がポカリスエットを届けてくれた。
まよとるりだけだったら、ここまで広がらなかったと思う。
大地がきてくれることになったから、実家のチュッシーさんのところに何度か訪問することになり。
大地が来てくれて賑やかになった近況をお知らせたくて、mixiの日記を毎日のように更新した。
日記を読んだほかのデグー飼いさんがマイミクになったり里親になってくれたりして、地元以外の友達が増えたし、
その関係から防災ネットワークを教えてもらい、デグーカレンダーがほしくて会員になった。
たまたま記録していた子デグたちの写真でデグー完全飼育の本には大地とまよの子供たちの成長記録を載せてもらえた。
ほんとうに、ほんとうに、大地が来てくれたおかげで、広く広く広がりました。
まよ、るり、大地。
この3匹はひとつの家族で、自分にとってひとつの時代のような感じ。
そろって8歳を超えてくれたこと、年の順に旅立ったこと。
幼い子デグーを迎えて育て、大人になり子供がうまれ、そしてだんだん年取っていく姿。
この子たちの生涯を見届けたことも、命を考える大きな宝物になりました。
ありがとうね、大ちゃん。また、いつか会おうね。
