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或る日浜辺を歩いていたら

飛ぼうとしている人がいる


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ん?

この日は風が強かったけど

地上から飛べるものなのかとしばらく見入ってしまって

風を読んでは?何度も何度もチャレンジしていた


それでも一向に飛べる気配がなく


難しいんだね…

と思っていたら

後ろから

やっぱり飛べないね~

と、ポップコーンを食べながら3歳くらいの女の子が言っている



おぉ…

ニヤッとなる


まぁ、、、

ずっと飛べてないからその通りだ

シンプルな混じり気のない言葉が

えらく響く






頭で最善の言葉をチョイスする事は悪い事でないけれど

嘘を言っているわけでもないけれど

本心を置いてけぼりにしすぎると

なんとも巨大な虚像がポン

実像は押問答









やっぱり空を飛べなくても

やっぱり空を飛べないねと言われても

やっちゃうその人は

心が豊かで素直なんだろうな

と、思った或る日



2月の頭に白木蓮が生けられた

なんとも固そうな蕾の白木蓮

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咲いて欲しいけど
こんなに凝固では生けられた状態で開花はしないだろうな…とちょっと蕾を触って思った
割と断定的に



白木蓮が生けられる少し前にやたら或る人に会いたくなった

細く繋がっている或る人に会いたいと思ったのは知り合って五、六年になるけど初めてで

全く理由が無いので
理由が無い事が頗る苦手な私は
潜在意識が働いたのかポロポロ友人にその事を話して
自分でつくれない理由を片手に会いに行った

何かお変わりがありましたか?

と聞かれて、お変わりが無い事にモヤモヤしている私は

お変わり御座いません

と言うしか無かった


いつも話す前から決めつけてしまいがちなとるに足らない自分の近況を
こんな抽象的かつ駄文ですいません…
と思いながらも
その人のあいづちと声のトーンでスラスラ言葉を引き出される
今の自分でも分からない悩みを聞いては
具体的な言葉で返してくれる
不思議なくらい自分でも分からない事を言葉で形にしてくれたり
私には丁度良い目に見えない優しさがいつも練り込まれる

いちいち丁寧に
普段もらわない言葉と提案と語りに
少しスッキリして珍しく腑に落ちた

私が片手に用意して持ってきた理由がこれでもかというくらいにちっぽけでポツンとしている
ちっぽけすぎるけどコレが無かったら今も無かった訳で
もうお前には頼らない私になるよ
と心にしまう事にした


或る人は
うん、変わってなくて良かった
変わったけど変わってなくて良かった
と言った

変わって無い事に危惧していたけど
そう言われてまぁ良いか…良しとしよう
と思えた


好きな事をして生き生きしていた自分を懐かしんでは物足りなさそうな私を汲んでくれたのか
サヨナラをした私に何も告げず
自分でも忘れていた物を聞かせてくれた
間違いでは…と思ってしまうくらい忘れていて不思議な気分になった
でも間違いなく私だ

押し付けで無い優しさに
大人になって恋愛以外でこんなに涙を流したのは初めてかもしれない…
くらいにポロポロポロポロ泣いた
嬉しいような悔しいような気持ちで泣いた






それからしばらくして生けてある白木蓮が咲いた

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花が咲いたら綺麗だな、、、

くらいにしか思っていなかった白木蓮が
特別になった
今年のここで咲いた白木蓮を忘れない
いつも定期的に検診来ている男の子が
時間になっても来なくて


先に来ているお母さんと
幼稚園帰りの女の子と
まだ2歳くらいの男の子が外を見て


お兄ちゃん来ないねー
と言っている


もう2人は診察を終えて帰りたい帰りたいと言っている


いつも学校帰りにちゃんと来るお兄ちゃんだから
予約の時間を5分過ぎたところでお母さんは
お兄ちゃん忘れてるから帰ろっか
と2人に言って宥めて

受付にすいませんと言いながら2人を連れて帰った


それから30分後に
男の子が泣きながらやってきたと思ったら
その小学生のお兄ちゃん


ひどく泣いてるし
お母さんに忘れてて怒られて、謝ってきなさい!
と言われたのか

はたまた帰り道に誰かに虐められでもしたから遅れてしまったのか、、、
と思うくらい泣いていた


どうしたの?
と近くに行って体をさするととっても冷たくて
顔は涙と鼻水でぐしゃぐしゃ


今日忘れてた、、、忘れでだ、、、
と言ってとにかく悔しそうに泣いている


正直ビックリして
母親でもないけどとても愛おしくてぎゅっとしてあげたくなるくらいに
男の子は間違いなくお母さんに怒られるからではなく
ましてや勝手な私の想像の虐められていた訳でもなく
忘れていた事に泣いていた




何かが出来た時に
例えばご褒美におやつをあげる
だから頑張りなさい
だから頑張る
出来なかったから怒られる

なんて言葉でも形でもない
子どもにしか読み取れない同じ目線で向き合っているお母さんと男の子の日常が
目から落ちた涙に溢れている…
なんてやたら感慨に耽てしまった


子どもでも大人でもうっかり忘れていて、、、
遅刻やらキャンセルやら非日常では無い出来事がピカーンと特別に映った

そんな或る日


正しい答えなんて無い言外の意味をくみとるそれは
何百何千何万のシチュエーションを経て
いつの間にやらどのように形成されていくのか

今こんな感じよー

なんて、、、見れたらいいのにな













私胃が弱いんです
と言ったら

そんなの言ってみたい
と言われた


そ…そんな女子ポイントになるのか…



胃が弱いことは事実だけど
小食な訳ではないけど

もっと可愛く胃が弱いんです~
って言ったほうがいんかな…



ああ…腹ペコだ