私は料理が苦手です。克服する為に買って、買った事に満足し読まなかった本を子ども達の本棚へ入れてみました。

3男がキャラ弁の本を見つけ何度も「あんぱんまん!!」と言い喜んでおりました。

4女は『これつくりたい。はあとのくっきぃ。』と。連日同じページを開いて3歳の子が訴えてくるのです。「クッキーじゃなくてドーナツよ。型抜きしたいの?」『うん。』数日にわたって訴えてくるので、やっと本日作る事にしました。お姉ちゃん達は泣く泣く習い事へ。上手くいけば、また明日か明後日にも作ろうかと。6歳の3女にレシピを読んでもらい、卵を割ってもらいました。混ぜるのは、4女に。砂糖の計量はスケールに目標の数字がきたら3女にストップを言ってもらう事にしました。お金もないので、お家で食育。数字を使ったり文字を読んだりお勉強しないと生活が豊かにならない事を、体験を通して学んでくれたらいいなと願って。

4女がやりたいと言っていた型抜きはもちろん♡型で。3女は☆型。☆型の方が小ぶりだったので、同じ量の生地を用意すると、出来上がる数が違ってしまい4女が『いっぱいしてずるいー。』と怒っておりました。次は数で交代にしましょうか。油が少く揚げ焼きになってしまったのですが…。それでも好評でした。

出来上がった頃に次男が帰宅。「皆で割ったらいくつ?」に次男が『1人6個やな。』と。勉強できなければ皆で割って食べる事も出来ない。そんな事を生活していく中で身近に感じてもらえたらなぁと思うのです。

お砂糖を表記の半分にしたので、3男にも。喜んで食べ、「コレは父にハイね!」と言ってアンパンマンの小皿に5つ入れたものを渡してみました。お皿を持った3男は、台所を出た所で1つパクリ。『あっ!3男が父のドーナツ食べた!!』と習い事から帰宅した長女に言われ、慌てて父の元へ届ける3男。うんうん。期待通りのよい反応。「いいよー。(想定内だから)」と答え3男を観察します。旦那にお皿を渡した3男は、旦那の隣へ座るべく椅子に上がろうと両手で踏ん張りよじ登ろうとしています。その間も目前はドーナツ!!めっちゃ見てます。(笑)旦那の隣に立ち、『あんぱんまん!!』と言いながらさり気なくドーナツを触り、パクっ!!その瞬間長女次女から『また食べた!!』と責められ、手にしていたドーナツを慌てて戻す3男。そして『あんぱんまん!!』と誤魔化しているのでしょうか、しらを切っているのでしょうか。教えてないのにするんですよね。すごいなぁ。かわいいなぁ。そして4人のお姉ちゃん達に見られているのに、またドーナツを触る3男。生理的欲求には勝てないよね。うんうん。期待通りのよい反応でしたが、この小ささでやられると見ている私がお腹いっぱいになりました。今日もいっぱいほっこりさせてくれて、ありがとう。