近々出産する友人が何人かいるので、
ウニコの出産体験をご披露します。
母子手帳に書いてある分娩時間は「52時間」。
はっきり言ってすげー「難産」です。
いまだ周りでこの記録を破ったものはおりません…
でも、高齢だったからというより
体質とゆーか、遺伝ですね。
出産を控えているお嬢さんたち、
母、姉妹、祖母、おばさんたちに聞いてみてください。
では、身の毛もよだつキョーフの出産シミュレーション、始まり始まり!
今をさること2年前の2月末のことです。
正産期(いつ生まれてもいい時期)の37週から、
夜中のウシミツ時になるとなんちゃって陣痛(前駆陣痛)に悩まされておりました。
けれど、病院では「子どもがまだだいぶ上にいるから。
たぶん予定日(3/4)すぎるよ」
と言われ、油断していたのですが…
●2/26(金)の深夜、おなじみの痛みが定期的になりすぐ10分間隔ぐらいになる。
●2/27(土)朝方病院に電話すると「来てください」と指示。
ただ、痛み自体はすんごい強いわけではなく、
実際病院では帰すか入院させるか悩んだようです。結局
「初めてのお産で不安でしょうから、入院しますか」
となったのです。
そして通された陣痛室は、
うちの妹が数年前、何十時間も難産で苦しんだのと同じポジション。
いやーな予感がする…。(そして、その予感は大当たり)
さて、時間が進むにつれ陣痛はだんだんと強くなっていきます。
旦那も東京から到着して(里帰り出産でした)、父親と交代で腰をさすります。
自力では逃せないくらい、痛いんだなこれが!
例えるならカキに当たってで七転八倒してる感じ!?
夜には5分間隔になり、強い陣痛で夕食を全部吐き
(はい、ここから飲まず食わずになります)
誰もが「朝方には生まれるでしょう」と思ったのが…
甘かった!!
陣痛が5分間隔からいっこうに縮まりません。
子宮孔も6.5cm→8.5cmで進行ストップ。
お産とゆーのはだいたい陣痛の間隔が1,2分、
子宮孔が全開の10cmになると分娩室に入るのです。
ちなみに安産は、
一気に強い陣痛が来て、その強さでポーンと産み落とすことを言います。
それがワタシの場合、上記のまま停滞しちゃったワケ。
いわゆる微弱陣痛ってヤツです(後で聞いたら母親も妹もそうでやんの…)。
しかし微弱とは名ばかり、すんごい痛!
それが5分間隔で襲ってくるから眠ることも休むこともできません。
●2/28(日)そんな状態のまま、夜を超え、朝がきて、
さらにもう1日過ごすことになります。
幸い赤ん坊の心音はしっかりしていて心配なく、
母体だけがヘロヘロになっていく…。
あんまり長時間なので担当の助産師さんや看護婦さんがコロコロと交代し、
もう訳が分かりません。
助産師さんによっては、陣痛を促進しようと動くことを奨励。
産科の廊下をグルグル歩かされたり
(もちろん5分ごとに陣痛がやってきて、痛みを逃すために壁にへばりつき、旦那が腰をさする)
アクティブチェアに座らされたり、導尿したりします。
こっちも早く終わらせたいので努力はしますが、
進まないし、体力を消耗する一方。
そのまま夜になり、日付が変わろうとするころ、ワタシも限界を感じ、
ちょうど陣痛が弱まってきてしまったので
「少し休もうか…」と旦那が仮眠に入った数分後
チョロリと破水。
内診の結果、上の方ちょっとだけなので問題なしということだったけれど急に陣痛が加速!!
ようやく陣痛が1、2分間隔に。
●3/1(月)そして、分娩室に入ったのが夜中の2時くらい。
遅くとも4時には生まれるじゃろ、と皆思ったのが…
さらに甘かったのです!!
続く