ふむ、どうやら我らが王の一派に立てつこうという輩がいるらしいな。恐れ知らずの愚か者め、このホルスがその鼻先へし折ってくれる!
弱いものいじめは趣味ではないが、良くない芽を摘まずにおくわけにもいくまい。太陽神の裁きの前に、この俺がその道正してやろうというわけだ。
どこへ逃げても無駄なことだ。空は俺の遊び場よ、慌てふためき地を這うおまえの無様なさまがようく見えるぞ! さあ覚悟を決めろ!
己が愚行を悔い改めろ、さすればもはや責め立てぬ。このホルスの目に悪事が止まったことを幸運と思い、王を敬うことを忘れるなよ。