ヒダリにあるもの

心が、ひりひりする時がある。
胸のヒダリがわ。心臓のあたり。
これは心臓そのものなのかな？

せつなさ。哀しみ。ありがとう。会いたい。つないだ手と手。涙。一緒に眠る夜明け。笑顔。思い出。
愛しくて、さみしい。
想い。

悲しいことも嬉しいことも、すべてを直接、そのままに感じてしまう。
この時きっと心は、皮をむいたばかりの果物のようで。
だからひりひりするんだ。

会いたいなぁ。
不機嫌なわけじゃない。
ヒダリがわがひりひりするだけ。
ごめんね。

明日には、また頑丈なケースにしまっておくから。
そしてちゃんと笑顔でいるよ。

それまでは、この胸のヒダリにそっと持っていよう。
壊さないように。
いつか、あたたかい｢愛」そのものになるように。

そこに行くこと

自分にはどんな仕事がむいてるかって悩んだとき、

自分はどうしたらおカネをかせげるか考えればいいって、何かの本にかいてあった。

なるほど！！

「好き」だけで仕事をしたら、ぜったい現実とのジレンマはおこる。

アタシはどんなことが得意で、そこにはだれかがおカネを払うほどの価値はあるのかな？

おカネがたくさんほしいわけじゃない。

えっと、けっして欲しくないこともない。笑

アタシが認められること。求められる場所。

いつかはそこにたどりつくかな。

明日からまたがんばるよ。

アタシの夢は、そこに行くこと。

ここにある場所

僕らの短い永遠

僕らの愛

平坦な戦場で僕らが生き延びること


あたしがいるここは、あたしにとってのリアルな戦場だ。
たたかってたたかって、敵が何かも分からなくなって。
疲れはてては休息を求めるけれど、どうしても立ち止まれない。
あたしは何を勝ち得たいんだろう？
…きっと、生き延びるのに必死なだけなんだ。

あたしたちは永遠が短いことを知ってる。
そしてあたしたちの愛のことも。

リアルなこの場所で、何も知らないフリをして、本当はすべてを受け入れている。
これからも戦っていくこと。
そこには愛もあることを。