『最悪の土曜日と最高の金曜日』 -37ページ目

『最悪の土曜日と最高の金曜日』

脳のもやもやが書き込まれる場所、たまに写真館。見たい人だけ見ればいい。

(前書き)

このブログはフィックションであることが多いです。

実在の人物や団体とは関係がないほうが身のためです。

管理人は実在の人物ですが架空であっても問題はありません。

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(土曜日)


こうなることはわかっていた。

どうなるのかはわかっていた。


楽しい時間、悲しい時間、切ない時間、不確かな時間。

それを選択することで何が起きるのか本当は気付いていた。


それでもそのことで起きる何かに対し自分がとった行動がまだ正常であったことが唯一の救い。

まだ私は大丈夫。これはただの

楽しい時間、悲しい時間、切ない時間、不確かな時間

であってそれは確かじゃない。


絶対的に守らなくてはならない時間の流れを確保できたことが

今日の私の私が私自身を賞賛すべき事象のひとつ。


それでも…



(金曜日)


不確かな事象、それが確信へと変わるとき全てが繋がり始めそれは迷いと困惑と賞賛を生む。


これは私とは別の事象の言葉。

それとも私自身に向けた言葉だったのか。


一週間という時間の流れを体感し再び訪れた時間、私は少し成長したのだろうか。

相変わらず幸福を感じたが、同時に寂しさと切なさを味わう。


人は何かを代償にせねば前に進めない。

そう、進めないのだ。

進みたいのか進めないのかは別として、私はまだ踏みとどまっている。


以前の関係、もっと適切な言葉を使えば、以前の感情に戻りたい。

戻れないことはわかっていても回帰を望む。

それが私の幸せであると思うから。


彼の人の気持ちを知りたい。

儚い思いであれど知れば楽になるであろうか。

或いは苦難が訪れるのだろうか。

今の私には到底わかるはずもないが

おそらくは…


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(あとがき)


このブログはフィックションであることが多いです。

実在の人物や団体とは関係がないほうが身のためです。

現実の感情と架空の感情が入り乱れていますが

それは本音の感情と建前の感情の違いほどに意味がありません。


(前置き)

このブログはフィックションであることが多いです。

実在の人物や団体とは関係がないほうが身のためです。

管理人は実在の人物ですが架空であっても問題はありません。


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(土曜日)


月がまるい。


寒空の下、一人意味も無く待つ。


来るはずなんてないのに。


偶然が起きたってどうすることもできないくせに。


世界で一番意味の無い活動。

世界で一番有意義で無意味な時間。


眼下の葉には雫が見える。



(金曜日)


笑顔は良いものだ。

ただそうであるだけで幸福感で溢れる。


憂いを帯びた顔も良いものだ。

ただそうであるだけで脳が揺さぶられる。


それが過ちなのだろうか。

きっとそうなのだろう。すべては私の思い過ごし。


まるで滑稽な戯曲だ。

作られた感情、作り出した感情。

されど虚構は現実味を帯び現実は虚構へと姿を変える。


カモメの声が聞こえない。

群れへと還ったのか、それとも会いにいったのか、彼が恋した人魚の元へと。

私はまだそちらには行けない。


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(あとがき)


このブログはフィックションであることが多いです。

実在の人物や団体とは関係がないほうが身のためです。

管理人は実在の人物ですが架空であっても問題はありません。

二部構成になっていますが時系列は正しくありません。



(前置き)

このブログはフィックションであることが多いです。

実在の人物や団体とは関係がないほうが身のためです。

管理人は実在の人物ですが架空であっても問題はありません。


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(土曜日)

最悪だ。

何がと言われれば何がどうとは言えないが、

最悪だ。

自己統制の術がわからなくなる事態になるまでとは思わなかった。

思っていなかったし、もう大丈夫だと思っていた。


事象が重なり、繋がり始めた時、手遅れになる予感を孕んだ風が

私の周囲を吹き廻り始めた。

カモメが遥か上空を旋回している。愚かな私を俯瞰し嘲笑うように。


私の叫びは届かない。

脳を巡れど声には出ない。


くそったれな神様が本当にいやがるなら
そのくそったれな力で俺を救ってみろよ。



(金曜日)

幸福な一日だった。

一つ一つの所作に目を奪われ心を奪われ脳が揺らされた。

人の言動はまだかろうじて理解できる。理性も健在だった。

揺れた、そう揺れてしまった。揺れてしまったのか?


それが私に何をもたらすのかに気付くのは容易かったと思う。

しかし私はそれを拒絶した。拒絶することで得られる幸福感に

酔いしれこの先に待ち構えている感情に見てみぬ振りをした。


降り注ぐ雨にも脳が作用しなくなるころ、私は気付く。

あぁ自分がこんなに馬鹿だとは思わなかった。

あぁ自分がこんなに愚かだとは思わなかった。


ただ幸福だった。

久しく触れもしなかった感情は魅力的で私を狂わせたがそれは不幸だったのかもしれない。

あの人を忘れたわけじゃない。

あの人は何をしているだろうか。

あの人は私をどう思うだろうか。


自分がひどく我儘なのだとあらためて気付く。

あの人を失いたくない。これは変わらない事実。


記憶の貯蔵庫をはいつも曖昧で、間が悪い。

必要な時にでてこず、いらない時にあふれ出す。

嫌な記憶ばかりだ私には。


今日の記憶もいずれそうなるのだろうか。

いずれくるであろう最悪な日に、乾杯。


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(あとがき)

このブログはフィックションであることが多いです。

実在の人物や団体とは関係がないほうが身のためです。

管理人は実在の人物ですが架空であっても問題はありません。

現実の時系列とはそれほどずれていませんが正しくもありません。