なんで泣いてるんだろう
あんなに怖くて
家族を省みないのに
自分だけのうのうとして…ねぇ
勤務の都合で早朝から出勤した日は
一度お昼前に帰ってくる
今ならよくわかるねんけど
帰ってきたらメシ食って昼寝
(↑これは気持ちいい💖)
そんなとき私達は母から言われるんだ
「静かにしときや」
まるで天然記念物を見つめるように
息を殺して
じっとしていたのを思い出す
こうやって文字にしていくと
なんとなく想いが形になってる
今の自分を見ろ
回り道はしたけど
あの頃の父親と同じように
バスのハンドルを持ち
同じように昼寝することもある
14歳のはじめての反抗も
父親にとっては
「貴ちゃんが大人になるために通る道」
こんな時期が来ることを
予測していたような気がしてる
小さな反抗からまもなく
父親はお店を持たせたオンナと
お店の2階で暮らしはじめて
接点がプッツリと切れてしまった
それから14年後に再開
場所は病院の霊安室やった
(もう少しつづく)