地獄とは | Remi@JPN

Remi@JPN

Everyday from age24

こんにちは
おひさしぶりです。

私ごとですが、というかわたしのブログなので私ごとしかないですが
第二子を授かりました


約1ヶ月、妊娠悪阻で入退院を繰り返し、生きるか死ぬかを彷徨い、3人目は絶対にもういいと心に誓ったので忘れないように記録として残します。

一言いえるのは、私よく自殺せずに生きてるな今。です。

今つわり真っ最中にいる方にも、すこしの参考と救いになればとも思います。

それでは、わたしのつわり編、どうぞ。

10/21なんだか異変を感じ妊娠検査薬で陽性反応

そろそろ2人目の体外受精するか〜って時期だったのでまさかの自然妊娠に疑心暗鬼w

週末に韓国へ行く予定を泣く泣くキャンセル
25.26には嘔吐始まる


28日 6週目 嘔吐に耐えきれず、病院へ行くとケトン+4で即入院
11/3まで入院しました。入院してる間は吐き気止めの入った点滴をずっと打ってもらえるので生き地獄からは解放されて、食事もお粥やパンなら少し食べれた。それでも吐くけど。点滴のガラガラを引きながらトイレに吐きにいくのは地味に辛かったし、なにより点滴痛がひどく不快でした。

体重は入院してるのに一週間でマイナス3キロ
あっという間に1人目の産前体重までもどるダイエットw身体ペラペラになった

退院して一週間は自宅でひたすら吐きながらもなんとか一日一日を耐えて耐えてひたすら耐える日々
トイレの壁に頭を擦り付け泣いていました
ベッドにいくのも四つん這いでした

正直子育てや家事なんてできたもんじゃなく
なにもかも夫やママや義両親に丸投げしました
寂しさからか、性格がおかしくなる息子をみてるのはつらかった
真っ暗の寝室で一日中泣きながらひたすら耐える日々
太陽や電気の灯り、家族の生活音にすら吐き気がする中、目を瞑り1分1秒をやり過ごすことが精一杯でした
息子の声や体臭で吐いてしまうので、抱っこしてほしくて寄ってくる息子がこの時ばかりは本当に無理でした


ある夜もうあまりの吐き気と辛さに耐えきれずパニックを起こし、心臓が止まるんじゃないかという恐怖でいっぱいになりエクソシストのように暴れ、いい歳した大人が母親に抱きしめられながら号泣しました。翌日からまた入院となりました

2回目の入院は9週目
悪阻が1番ピークでした
点滴の吐き気止めももうなんの意味もありませんでした
朦朧とする意識の中、胸を何万の虫が這うような吐き気を毎日必死に我慢し息をしているだけでした
頭をよぎるのは、もう飛び降りたい、妊娠やめようかな、安楽死のある国、オランダ?オランダ行きたいでもこんなんじゃ飛行機乗れない

そんな事ばかりでした
ママが面会にきてくれても喋る事もままならないので、泣きながら体をさすってもらうことしかできませんでした

毎日決まった時間に運ばれてくる食事が苦痛で仕方なかったです。

精神的にも限界がきて、泣きながらもう退院したいと看護婦さんに訴えました
病院でこんなに吐くなら家で吐きたいとか言ったような気がする

退院してから1週間は水で薄めて氷でキンキンに冷やしたポカリスエットと梨のエキスだけすって果肉は吐き出すという生活で乗り切りました。

何を食べても飲んでも吐くので体重は41キロ代に
あぁ、明日には40キロ、明後日には30キロ代になるとわかり、こわくなり体重計に乗るのを辞めました

夜になるとパニックになるので、夫はわたしが寝るまで脚をマッサージしてくれました
それでも30分、1時間ほどウトウトするだけで、吐き気で眠れません
約1ヶ月、熟睡できずウトウトするしかできないことも精神を蝕みました

あまりにやせ細り、なにも食べれない私を夫が心配し、もう一回入院する?と聞いてきた夜は、嫌や!病院に戻りたくないと泣いて訴えました
その夜コンビニでビタミンゼリーと種無し梅などたくさん買ってきてくれました
吐いてもいいからゼリー食べ!といわれ
夜中ベッドの中で無理矢理ゼリーと梅干しを口にしました
梅干しがヒットし夜中の0時から朝の5時まで梅干しをチビチビ食べ続けました
塩分なんて気にしてられません
生きるため、何かを口にできたという安堵感でいっぱいでした


その翌日
10w3d
朝から何か食べれそうとふと思い、ゼリーとパンを少し食べました
本当に久々の食事に感動しました
その日は初めて一日をとおして吐かなかったです

その日から、少しずつ
サンドイッチなど冷えたものを食べても吐かなくなりました
まだ胸のムカムカ、吐き気、ベッドから起き上がれはしませんが、嬉しくて前向きになれました

徐々に体重が43キロまで戻りました

ファミマの照り焼きサンドで命を繋いでます
毎日夫が照り焼きサンドを調達してくれます

つわりの終わりはまだ先かもしれません
まだ吐いてます
でも11週を過ぎ、もういっそ死にたいという感情からは解放されました
こうして携帯をさわって日記をかけるようになりました
日によってはつわりがぶり返して、吐いてばかりの日もあります
でもベッドにもたれてネットフリクスで映画を観れる日もあります
孤独と不安と吐き気で声をあげて泣く日もあります
まだ夜は熟睡できません
ホルモンのせいか少し鬱っぽい症状もあり、多少動けるはずなのになんにもやる気が起こりません
ひたすらベッドにいます
でもあともう少しだけ頑張ろうと思えました



今回の妊娠は家族の支えがなかったらもう無理だったと思います
夜中に叩き起こしても、嫌な顔一つせずにマッサージをしてくれた夫の優しさは何十年たっても忘れないと思います
義母は、あなたの体が1番やから諦めてもいいと遠回しに言ってきたこともありました
ママもいつも体をさすってくれ、わたしが寝やすいようにと息子を実家に泊めて毎週末楽しい場所に遊びに連れていってくれました

家族が近くに住んでたから乗り込えられたけど、そうじゃなくつわりを頑張ってる人には尊敬しかありません

つわりの恐怖で3人目は産まない事を決意しました
これが最後の妊娠です
今お腹にいる子が何事もないよう産まれてきてくれることをただただ願います


そして早く息子と思いきり遊んであげたいです
一緒に31アイスを食べにいきたいです

明日は今日よりもつわりが良くなっていますように