TOSHIN GOLF TOURNAMENTは藤本佳則選手の今季初優勝で幕を閉じた。
さっそうとしたデビューであのふてぶてしさはプロ向きと
ワタシは密かに期待していたのであるが、やっとやってくれました。

通算24アンダー。甘いコース設定と実力者不在と言っても勝利は勝利である。
プロゴルフは勝ってなんぼだ。

このところぱっとせず、ワタシの見込み違いかと思っていた矢先の勝利だった。
ワタシの眼力もまんざらではない・・・と自己称賛。

この選手は日本でなら年に1~2勝は出来ると踏んでいる。

力はある。惜しむらくは身長167センチと小兵なこと。
今のゴルフ界は小兵はそれだけで不利だ。

横振り(不利)スィングはラフに弱い・・・

それに300ヤードを超える飛距離の中で無理をしてしまうからだとワタシは踏んでいる。
タイガーのように7~80%で300ヤードを放つゴルフに目いっぱいで対抗してしまうのである。

自然、身体のどっかに不都合が出る。珠だって曲がる。

肘、手首、首、腰、足首・・・
このうち一箇所でも故障すればジエンド。予選通過もおぼつかなくなる。

実はワタシも練習し過ぎで(飛距離わずか200ヤードを求め!哀しいけど)、肘と膝をやり無理は出来なくなった。
いったいゴルフほど体に悪いスポーツはないのではないか!?
パッティングでさえ苦痛なのである。

最も、もっと小兵で永久シードまで上り詰めた倉本昌弘選手なんて天才もいるが
彼は別格だ。技術もさることながら、ポパイと称された体躯はだれでも持ち得るものではない。
彼の天才は、あの卓越した肉体がもたらしたのである。

さて、ワタシにはもう一人贔屓の小兵選手がいる。
田中秀道選手である。

往年時あのドッフックには惚れ惚れした。
ドッスライサーのあこがれであった。

98年日本オープンの勝利の10年シードのご褒美を引っさげて意気揚々渡米したが
成績は散々であった。

彼も飛距離に翻弄されてしまった一人ではないか!?

米シードを失った頃、おそらくは肉体はボロボロで、日本に戻ってからもパットしない。
今回のTOSHIN GOLF TOURNAMENTにも参戦したが予選落ちを期している。

聞けば、08年、開幕戦『東建ホームメイト』の第2ラウンドをプレー中に腰に激痛が走り棄権。
以来、試合に出場できずに治療に専念。
シード権も喪失・・・。とあったが、故障ははるか以前渡米中であろう。

こういうふうに考えるとゴルフは格闘技である。
ただ他のスポーツと違うのは
競技者との戦いというより眼から得た情報とコースと激闘するのである。

宮里藍選手、古くは岡本綾子氏のような極力身体に無理をさせないスィングを持ち得たものだけが
永く一線に残れるゴルファーのような気がする。



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