内藤堅志オフィシャルブログ「労働科学研究者 内藤けんしの"ちょっといい話かも!"」Powered by Ameba -32ページ目

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労働科学研究所 協力研究員。
第1種衛生管理者。
労働衛生・安全、技能伝承、ストレスを研究しています。成功、活躍した人を分析して「運」も研究しています!

前回、「ケガは稽古で治す」の間違えた解釈をお話ししました。

今回は、「後の先」。

日本の武道に昔から伝わる言葉です。

究極の哲学・行為です(技ではない)。

 

多くの方が、「後の先=先に相手に攻めさせる」と理解していると思います。

この動きのみを「後の先」と思っています。

 

 

後の先を研究していると、別の本質があるようです。

 

行為から見た後の先は、、、、

・相手に先に攻められても

・相手を先に攻めさせても

・相手に不意打ちされても

勝利することです。

 

つまり相手の攻撃に対して、形勢不利な状況において勝利するためには「準備」が必要となります。

・急に相手が攻めてきたらどうする?

・不利になった時にはどうする?

・体力がない、怪我をしている、体調が悪い時にはどうする?

・逆に、調子がよい時はどのようにする?

・準備を可能とするシステムの構築(仕組み作り)

などを常に考えて、準備することが必要となります。

 

 

以上の事から、後の先は「反応」ではなく「対応」となります。

そこには「柔軟・臨機応変」という要素も存在します。

 

 

相撲で言えば「相手が変化」しても変化に負けない事です。

変化されても対応できる準備です。

 

したがって相撲において「変化」は必要となります。

(武道では変化は必要)

変化によって哲学、論理、指導論、稽古論(トレーニング理論)などが進歩をします。

 

 

後の先の考えは、武道・スポーツのみではなく、ビジネスにも応用できると思います。

 

今後、「最強ペア」で後の先について考えていきます!

良い報告が出来ると思います。

 

 

 

*補足

・いま話題の「ミサイル防衛システム」も後の先的

・産業安全における「レジリエンス・エンジニアリング」も後の先的

・最近「レジリエンス経営」なる本も出版されています。