「あぁ、あなたが今日ポケモンを貰いに来たマゼンタさんね!」
オーキド研究所に着いた時、私を出迎えてくれたのは助手とおぼしき眼鏡の似合う若い女性だった。
「あの、遅刻して申し訳ありませんでした!」
私がすかさず謝罪を入れると、彼女は苦笑いをし、待合室とおぼしきテーブルとソファーに目をやった。
「いいのよ、時間通りに来ても待つ事になってたわ」
彼女の視線の先、その先には私より年下の綺麗な水色の眼をした少年と、私と同年代の鮮やかな黄色い髪の少女がいた。
「遅刻乙」
席に着いた瞬間、水色の眼の少年が大声でボソッと呟いた。
悪かったわね!と言い返し、既に置かれてあった粗茶を一気に飲み干す。少しだけ腹がたっていたのか力がりきみ、カチャンと綺麗な音が少し大きく聞こえた。
「遠い所から来たの?」と、隣に座っていた黄色い髪の少女が訪ねてきた。
実は意外と近場にある。あるのだが現在オーキド研究所へ一番近い道路が工事中の為少し遠回りしたのである。
へぇ~、とリアクションに困る返事をしたかと思えば今度は自分の住んでる場所を言ってきた。
彼女は外国の、イッシユ地方からはるばるやって来た。何故そんな遠い所から?と、訪ねると彼女はただ曖昧に家庭の事情で…、と言葉を濁した。どうやら地雷だったらしい。
ゴメン、いやいいのよ。と反射的な会話が終われば後に続くのは沈黙。ほんの数秒、時計の針が響いていた。
「あ、貴方は何処出身?」勇気を振り絞り、水色の眼の少年に訪ねてみた。
「俺?誰が教えっかよ。」
…訪ねてみた私が馬鹿だった。
にしても、この少年敬語が全然なってない。この瞬間、彼は私の苦手な人リスト入りを果たした。
続く
オーキド研究所に着いた時、私を出迎えてくれたのは助手とおぼしき眼鏡の似合う若い女性だった。
「あの、遅刻して申し訳ありませんでした!」
私がすかさず謝罪を入れると、彼女は苦笑いをし、待合室とおぼしきテーブルとソファーに目をやった。
「いいのよ、時間通りに来ても待つ事になってたわ」
彼女の視線の先、その先には私より年下の綺麗な水色の眼をした少年と、私と同年代の鮮やかな黄色い髪の少女がいた。
「遅刻乙」
席に着いた瞬間、水色の眼の少年が大声でボソッと呟いた。
悪かったわね!と言い返し、既に置かれてあった粗茶を一気に飲み干す。少しだけ腹がたっていたのか力がりきみ、カチャンと綺麗な音が少し大きく聞こえた。
「遠い所から来たの?」と、隣に座っていた黄色い髪の少女が訪ねてきた。
実は意外と近場にある。あるのだが現在オーキド研究所へ一番近い道路が工事中の為少し遠回りしたのである。
へぇ~、とリアクションに困る返事をしたかと思えば今度は自分の住んでる場所を言ってきた。
彼女は外国の、イッシユ地方からはるばるやって来た。何故そんな遠い所から?と、訪ねると彼女はただ曖昧に家庭の事情で…、と言葉を濁した。どうやら地雷だったらしい。
ゴメン、いやいいのよ。と反射的な会話が終われば後に続くのは沈黙。ほんの数秒、時計の針が響いていた。
「あ、貴方は何処出身?」勇気を振り絞り、水色の眼の少年に訪ねてみた。
「俺?誰が教えっかよ。」
…訪ねてみた私が馬鹿だった。
にしても、この少年敬語が全然なってない。この瞬間、彼は私の苦手な人リスト入りを果たした。
続く
