「あぁ、あなたが今日ポケモンを貰いに来たマゼンタさんね!」
オーキド研究所に着いた時、私を出迎えてくれたのは助手とおぼしき眼鏡の似合う若い女性だった。
「あの、遅刻して申し訳ありませんでした!」
私がすかさず謝罪を入れると、彼女は苦笑いをし、待合室とおぼしきテーブルとソファーに目をやった。
「いいのよ、時間通りに来ても待つ事になってたわ」
彼女の視線の先、その先には私より年下の綺麗な水色の眼をした少年と、私と同年代の鮮やかな黄色い髪の少女がいた。
「遅刻乙」
席に着いた瞬間、水色の眼の少年が大声でボソッと呟いた。
悪かったわね!と言い返し、既に置かれてあった粗茶を一気に飲み干す。少しだけ腹がたっていたのか力がりきみ、カチャンと綺麗な音が少し大きく聞こえた。
「遠い所から来たの?」と、隣に座っていた黄色い髪の少女が訪ねてきた。
実は意外と近場にある。あるのだが現在オーキド研究所へ一番近い道路が工事中の為少し遠回りしたのである。
へぇ~、とリアクションに困る返事をしたかと思えば今度は自分の住んでる場所を言ってきた。

彼女は外国の、イッシユ地方からはるばるやって来た。何故そんな遠い所から?と、訪ねると彼女はただ曖昧に家庭の事情で…、と言葉を濁した。どうやら地雷だったらしい。

ゴメン、いやいいのよ。と反射的な会話が終われば後に続くのは沈黙。ほんの数秒、時計の針が響いていた。
「あ、貴方は何処出身?」勇気を振り絞り、水色の眼の少年に訪ねてみた。
「俺?誰が教えっかよ。」
…訪ねてみた私が馬鹿だった。
にしても、この少年敬語が全然なってない。この瞬間、彼は私の苦手な人リスト入りを果たした。





続く
この間友達と初代ポケモンの映画みたいな深い話かけたらいいなって思ったから、不死身組のキャラを消したり変更したりするよ!ただイケメンだから、ただ人が死んで悲しい、そんな物語じゃなくて死なないし特に不幸、というわけじゃないけど悲しい展開があって、読者に訴えるようなそんな話が書きたいな。友人様とならどこまでも上れる気がしたよ。


って事でまずはシナリオから。
とある戦争国家で非モテで第一印象最悪な(顔面偏差値低い)主人公が敵国の兵器、人外に殺され、不老不死だと発覚し、敵国の不老不死研究所に送られじわじわと単純接触効果やストックホルム症候群が働いていき(頭ではそれが心理学を利用した洗脳だと理解している)、自国(というより身の回り)に対する不満が肥大化していった時、同族(不老不死)から人外の親の現状を教えられ、ここから逃げ出そうとする話。

人外の人外具合は、味覚と嗅覚がなく、首から下の内蔵全てがゴムのような分厚い皮膚へと変換し、外見もどちらにも見えるが何か違和感がある顔付き。思考回路は対して変わらないが、負の感情を理解できず、どんだけ化物呼ばわりされても何一つ傷つかず、どんなに負の感情を訴えても何一つ理解しないし、空気も読まないある意味お気楽脳。進化前の名残として見かけの姿と脳の使い方が女性寄り。親は母が不老不死、父が研究所側の科学者、我が子を庇おうとして現在人類反逆罪として、母親はミンチにされ、瓶にバラバラにして詰められ、父親は銃殺されている。本人は親が瓶に詰められてる事を知らないし、研究所側の他人(ただの不老)を親だと思い込んでいる。


主人公は顔面偏差値の低さ(そんなに低くはないが、髪と顔付きの印象がかなり暗く重い。)から軍でもぼっち。何も喋らずただ訓練をし、人を殺し、休み時間は読める物を読み漁る毎日で、両親は過保護の過干渉で軍に出る事を反対したせいで殺された。人外に殺された事で不老不死と発覚し、洗脳されかける。本の知識から自然と実験台にされる事がわかっていたが、逃げた所で帰る場所はなくどうせ捕まると思っていた。