翌日。

「ただいまぁ~」

「おかえりなしゃぁ~い」


ぺたぺたと玄関までお出迎えのぷちに訊く


「おもちゃ達、お片付けできた?」

「いましてりゅ」

「そうかぁ、いい子だな
どれどれ」


うん。
努力はしてるんだね

衣装ケースの引き出しは
三段とも開いていて
中途半端に詰められた
おもちゃ達
まだ半分くらいは散らかっていたけれど


まあね
最初から上手に出来るとは思ってないし


「がんばってるな
ままもお手伝いするね」


気をつけてみれば
一段目にはブロックが
二段目にはお絵描きの道具三段目にはその他の物

ぬいぐるみ達はそれらとは別の押し入れの中の衣装ケースに仕舞われていた


「こんな小さい子がひとり で片付けなんか出来るわ けないじゃないか」


「あ~お母さんが片付けて
くれたんだ。ありがと」



かあちゃん。
そんなに憎々しげに
あたしを睨まなくても 笑



つづく。
ぷち(うちの小娘)が
三才ちょっとの頃のお話。


当時、出戻りで実家に
寄生していた、あたし。
正社員で仕事して
日中は一緒に居てやれず
母に面倒を見てもらっていた
が。

あたしにはかな~り
厳しかった母も孫不憫さからか、ぷちには甘かった


でもね。
躾はせねば
あたしがいなくなった後
ぷちがきちんと生きていけるように


まずはお片付け。
三段のポケ〇ンの
衣装ケースを買ってきた

ぷちは電撃ねずみが
大好きだったから。


「あのね、おもちゃはここにないないしてね。
ぷちの物はぷちが
お片付けしないとね
無くなっちゃうからね」


ほっぽり込むだけでもOKだ決まった所に入れる
自分の物は自分で管理するって習慣がつけば。


「わかったぁニコニコ


「よし。ぷちはいい子だねお約束だよニコニコ
でも、ままが帰ってきた時にないないしてない子達はぽいしちゃうよ
お約束だからね」


「うんニコニコないないしゅるキラキラ

さ行の発音が覚束ないぷちの大変よいお返事。


その日は一緒にお片付けをした。


さてさて。
明日からは一人でお片付けできるかなにひひ