夏菜子ちゃん目線。






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ピンポーン

午後11時。
仕事から帰ってお風呂から出てきた時だった。
家のインターホンが鳴る。

それは1時間ほど前、LINEの通知。
送り主はれにだった。

「んー、なんだろ」

またしょうもない事でも送って来たんだろうな。
そう思ってLINEを開くと

『あいたい。』

ただ一言だけ書いてあった。
だから

『おいで。』

と一言返した。
そして今に至る。





ガチャ。
玄関を開けると申し訳なさそうに立つれにがいた。

「…夜遅くにごめんね」

「いいから。入りな」

「うん」

「ココアでいい?」

「うん、ありがと」

ここは最近私が一人暮らしする為に借りたマンション。
当然のように彼女のれにもよく来ているのだが
なんだか今日は借りてきた猫みたいに大人しい。
ココアが注がれたカップを両手で持って
コクコク飲んでる姿が妙に可愛い。

「なにかあったの?」

「ん…なんか会いたくなっちゃって」

「さっきまで一緒に仕事してたじゃん」

「そうなんだけどさ、なんか寂しくなっちゃって。
どうしようもなく夏菜子ちゃんに会いたいなって。
ぎゅってして欲しいなって…」

「…っ」

力の限りれにを抱き締める。

「…迷惑じゃなかった?」

「迷惑なんかあるわけ無い。
れにが寂しいなら私が側にいるから。
会いたいなら会いに行くから」

抱きしめたまま優しく頭を撫でてあげる。

「って何顔真っ赤にしてんだよ」

「夏菜子ちゃん普段そんな事言わないから…///
イケメンすぎて困る…///」

そう言って私の肩口に顔を埋めるれに。

「夏菜子ちゃん…好きだよ…」

普段グイグイくるくせに
たまに照れて初々しい反応をみせるから
堪らなく可愛い。

と、同時に妙に照れくさくなる。

「夏菜子ちゃんは?」

「はいはーい、明日も早いしもう寝るよー」

「ねぇねぇ夏菜子ちゃんはー?」

「もう、しつこいなー」

「ええー!さっきのイケメン夏菜子ちゃんはどこー?」

「そんなものはいませーん」






しばらくワチャワチャしてたけど
夜も遅いからと布団に潜った。
腕を広げると腕の中にすんなりと入ってきた。

「私幸せだなぁ。夏菜子ちゃんと一緒にいれて」

ふにゃって笑うれに。
なんだよ、ドキドキすんじゃん。

「単純。」

照れ臭くて素っ気なく返す。

「えへへー夏菜子ちゃん大好き♡」

そう言ってスリスリしてくるもんだから
可愛すぎて困ったもんだ。

おやすみのちゅーってうるさいから
おでこにしてあげるとニコニコしてる。

しばらくすると規則正しい寝息が聞こえてきた。

「…れに、私も大好きだよ」

恥ずかしくて中々言えないけど
好きで好きで仕方ないんだよ。

「…会いにきてくれてありがと。」

そう言って無防備な唇に一つキスを落とした。

「おやすみ」






カーテンの間から差し込む光が眩しくて起きる。

私の腕の中でスヤスヤと幸せそうな顔して眠るれにを見てたら
自然と顔がほころぶ。

ぎゅうっと抱きしめて
れにの匂いと存在を確認する。

さあて、今日も頑張るかー!

れにが私の元気の源。







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リクエスト頂きましたももたかぎの甘々!

題名も思いつかないし←
甘々ってどう書いたらいいかわかんなくて
ちゃんと甘くなってるのか不安です(´;ω;`)

またリベンジさせてください🙏




次はあんとばネタ書けたらなーと思います☀
もしくはた行ネタ。

ではこの辺で。