そんなわけでこんなわけで。
35歳になる前に、
70歳になった母を
旅行に連れて行ってあげる目標が
無事に達成できました。
4歳上に離れていたお父さんが、
68歳で他界して以来、
お父さんの歳を越した昨年からは、
『お父さんの分まで人生を一生懸命に』
と、お友達との趣味にも一層力を入れて、
毎日手芸に励むお母さん。
なかなか結婚もせず…できず…？笑
自分のしたいように生きる僕にも、
まわりとは全然違って
何ひとつ焦らせることも言わず、
会社のために、お客様のために、
一生懸命仕事をさせてくれるお母さん。
大学を出してくれて会社に入って、
お給料をいただけるようになって以来、
いろんな節目や催事を通じて
贈り物をする機会があっても、
「親にお金をつかわせる」ことを
いつも本当に嫌がるお母さん。
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会社やお客様から自分にいただける
御用や機会にほんまに感謝しなさい。
お仕事先で人様に心をこめて頭を下げて、
一生懸命働いて稼いだたいせつなお金。
自分を支えてくださる方のために遣っても、
親のためには1円も遣わなくていい。
いつか将来、家族が持てる日まで、
お小遣いと決めたお金以外は
お父さんみたいに一生懸命貯めときなさい。
親にしてあげたい気持ちは嬉しいけど、
お嫁さんや子どもを持てたときに
めいっぱい愛情を込めて遣ってあげられる
お父さんみたいな男になってからでいい。
3人とも元気で、
人様のために働いてくれることが、
お母さんには一番嬉しい贈り物やからね。
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が、商売をしている家系に育ち、
小さい頃からずっと聞かされてきた
お母さんからの教え。
初任給以来、10年以上守りながらも、
教えに背いた贈り物ではあったけど、
あんなに楽しそうに笑って、
あんなに美味しそうに食べて、
あんなにゆっくり寛いでくれてたから、
よかったとしよう
兄貴もお義姉さんも
甥っ子も姪っ子も
上海から帰ってきたら、
今度は家族みんなで一緒に揃って、
叔母ちゃんや他の叔母ちゃんも誘って、
また大好きなカニ
を食べに
を食べに連れて行ってあげられますように
今回お世話になった朝野家さんの前で。
楽しみにしてくれた松葉蟹のお料理。
お父さんの写真と一緒に。
お母さん、
70歳のお誕生日おめでとう。
いつまでも
元気なお母さんでいてくれますように
Syuu.