Fairy Story -8ページ目

Fairy Story

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『あ。そうか…』

私は忘れていたのだ。明日は学校ではないか。


『んー。どうしよ』

乙女が悩む悩みとはただ一つ。


『…宿題終わってない…』


…連日、塾という帝国で戦っていた私は、遥か遠くの壁を見つめていた。


そして、『こりゃあれだな。無理だ。今日中に終わるはずがない。』


うんうんと1人で頷きながら、愛用の自転車に足をかける。

シャッシャッシャッシャッ


耳に響く自転車の音が心地よい。


第一、塾が宿題出しすぎなんだよ…レポートだ?宿題だ?面接練習だ?ふざけんな!!
挙げ句のはてには自習室に来い?誰が行くかボケ!!だいたい宿題なんて、提出の日が終わる日なんだよ!!


…はっ(°□°;)


そうだそうだ!!
提出日は今日じゃない!!焦らず適当にやってしまえ!!


そして、夜の11時…


『へへ~ん!!ざまぁみろ!!やっぱり終わらなかったじゃんか!!』


そんな様子の自分を自分で嘲笑っていた。