7月18日にサマパラDVD&Blu-ray発売ということで、
佐藤勝利 summer live 2017
VIC's sTORY~
千秋楽の勝利くんの挨拶について、Twitterで呟いた感想をまとめました。
本当は公演自体の感想をまとめておきたかったんだけど、なかなか言葉に出来ないままで。
以下は当時@1angel_sugar0のアカウントで呟いたままの言葉に改行と句読点を足したものです。


【20170816】

勝利くんが「千秋楽って言うのかな…ショーっぽいから千秋楽って言ってしまいましたが最終日を迎えることが出来ました。本当にありがとうございます」って最後の挨拶を始めたのがとても彼らしくて、勝利くんは舞台が似合うし構成も精神もオーラスというより千秋楽って言葉がぴったりだなと感心したよ。


(☆u∂)自分のソロコンサートを原案を思い付いたのがゴールデンウィークだった。Sexy Zoneのライブをやってる。
VICTORYって名前でね、佐藤勝利の頭文字のイニシャルSとSを入れたらVIC's sTORYになんじゃね?うん、天才!

客席から「天才~ハート」と拍手が起こったの本当に勝利担の世界で面白いw
佐藤勝利を可愛い!天才!最高!と褒めて国宝と崇め、ありがとうの言葉に尊さを感じる世界だよね……


(☆u∂)深夜に思ったんです。三ヶ月位本当に…自分の名前をライブにつけてるんで生半可じゃ出来ないと思って。
三ヶ月、ものすごい、ものすごい考えたんですよ。そしたら本番の二週間前くらいに燃え尽きました。
すごい前から考えてたのにヤバイなと、出しきっちゃったと本番前に。


挨拶を聞いている時は、スタッフさんにも迷惑云々って言ってたから構成の変更とかそういうことなのかなって思ったんだけど、燃え尽きたって言葉が全てなのかなとも感じたので、事実として本番前に出しきってしまったという言葉だけ受け取って勝手な憶測はしないことにする。


(☆u∂)やっぱり頭の中に出てくるのは初日に(と言ってから「んー…」と考えて言葉を選んでる感じ)初日から今日までこうやって、僕を楽しみにしてくれてる人がいるんだと、その人達の為に「今日燃え尽きよう」と思ってやりました(少し声を震わせて深々とお辞儀)
(顔を上げ)燃え尽きましたぁ笑。


勝利さんの伝えたいことがちゃんと伝わるように「あのー」とか「んー」とか何回も言って言葉を選んで話している様子が本当に真摯で素晴らしいなあと。


息が上がってるんですけど」って言って「まあ、あのー、まあ、まあ」って何回も言って、言うのに決心してる感じが聞いていてすごい心が締め付けられるというか見守りたいって気持ちになるんだけど、それで出てきた言葉が「うちの父がつけた名前なんで」だったから勝利くんの気持ちに応える拍手も長かったよね。


(☆u∂)もうやっぱりさ、みんなにさあ、みんなが、ね、このライブを見て、明日がというか、笑顔になってくれたら、楽しい時間が増えたら……すげー嬉しいのよ。
それが全てというか、僕のライブを見てくれてみんなが前に進んでくれたら嬉しいです。伝わりましたか?


勝利さんに佐藤勝利という名前を冠したジャニーズでの人生のストーリーを見せられて真摯な言葉で伝えてくれようとする姿勢に感銘を受けない訳がなく。
ちゃんと伝わってるしその実現性が勝利さんの長所だと思ってるし、真面目な言葉の中での「すげー嬉しいのよ」ってくだけた言葉の響きもたまらないよね


僕のストーリーを描いたというのもあって外せないのがジャニーズの中にいる自分のストーリーという事で全Gのメドレーをやったという話をして

(☆u∂)初日は僕がジャニーズを永遠にするなんて高まっちゃって言っちゃいましたが、でも本心ですし。

と言葉は壮大かもしれないけど嘘がないのが良いね。


一生懸命頑張ってる、自分を盛り上げてくれたハイBだったりJr.だったりの頑張りに拍手をとお願いしたり

(☆u∂)見えてる方だったり裏にいる方、本当に大勢の方が製作なさってます。それでジャニーズが成り立ってます。スタッフの皆さんにも大きな拍手をお願いします。

と言う勝利さんが好き。

最後の挨拶の勝利くんは好きが詰まり過ぎてる…_(:3 」∠)_
後輩のみんながこれからジャニーズを引っ張っていくと思うのでジャニーズ全員に大きな応援をこれからもください」って言って

(☆u∂)もちろん俺ら(Sexy Zone)がやるからね!その中でも僕がやるからね!

って宣言も好き。


(☆u∂)本当に素敵な皆さんに囲まれているというか、スタッフの皆さんもそうだし後輩もそうだし。……一番は、みんながすごい良いよ。本当に嬉しいよ。

勝利くんがスタッフ後輩と素敵な皆さんに囲まれていると言う中で一番はファンのみんなだよ、嬉しいよって言ってくれるから愛しくて涙が出る。


(☆u∂)Sexy Zoneはジャニーズで一番年下ですし、僕個人としては『勝利』っていう名前に恥じないようにこれからも一生懸命頑張っていきます。
みんなをずっと笑顔にするんで。これからもずっと佐藤勝利を背負っていきます。
本日は本当にどうもありがとうございました!


締めの宣言が本当に佐藤勝利という人柄
を表していてその決意が誇らしいし応援出来る幸せを噛み締めるけど、私たちファンは勝利くんの笑顔を、幸せを願っているよ。
勝利くんが笑顔だと私たちも笑顔になれるし、きっとそれはお互いにそうだと思うけど背負い過ぎてないかなと時々心配してしまう。
勝利くんの性格を考えると心配という言葉はあまり使いたくないが何か他に適切な言葉が思い浮かばなかった。


勝利「今日はあのーラストということで、最後じゃないですか? あのー僕の親友を……」
と言ったところで岸くんだと確信した客席から歓声が沸き起こる。

勝利「紹介します、岸優太ー!」
場内の大歓声に
岸「めっちゃヤバイっすよ! なんでキャーって言ってくれるの?」

最初に連続してゲストが来て中盤あまり接点のないハイBだけとのMCに正直物足りなさを感じていたところ最後に岸くんが来てくれたから勝利担の歓迎っぷりが尋常じゃなかったw

岸「格好良いね! みんなもめっちゃ輝いてたし俺はビビったよ」
勝利「何が?」
岸「勝利すげーわ」
勝利「マジで?」
初っぱなから褒めてくれる岸くん。

岸「いや、頭の曲とかさ、新曲でしょ?夏だね!」
勝利「待って待って。頭が良いって流れであの曲夏だねってどういうこと?」

勝利さんは岸くんにつっこみたい気持ちが競って岸くんの話をよく飲み込んでないのが分かって可愛い。岸くんは頭(最初)の曲って話したかったんだよね。

勝利「いや、『歌詞が良かったよーお前が作ったんだろ? 頭良いねー』だったらわかるけど『頭良いねーあの曲夏だね』」

お手本と岸くんの再現を喋る勝利さんが可愛いw

岸「最近良い感じにお仕事させてもらってオフがないじゃないですか」
勝利「うわ、かっこいー」
岸「マジ調子乗ってるってなるから」

岸くんが忙しい事にかっこいーと囃す勝利とフーッと盛り上がる会場にやめてーとなる岸くん。

岸「俺夏が一番自分の中で本当に大好きな季節で」
勝利「何の報告なの? 後輩に何言ってるの?」

ハイBに向かって喋る岸くんにつっこむ勝利さん。

岸「でも勝利の新曲聞いてオレ浜辺にいるなーって思った。みんなも思ったんじゃないですか?」

客席に問い掛けパラパラと拍手をもらい

岸「5人くらいありがとう」
勝利「みんな拍手してくれてるよ」

勝利さんの訂正に改めて会場みんなで拍手w

勝利「歌詞書いたからオレが。どうだった?」

浜辺以上の感想をききだそうとする勝利さんが可愛い。

岸「蜜蜂って言ってるしねー」
勝利「そこだけw なんかあるだろう?」
岸「すげーキャッチー。サビとか」
勝利「蜜蜂がなんで引っ掛かったの?」
岸「オレは『蜜蜂と遠雷』って本を読んでたから、同じ蜜蜂だー」
勝利「いやあw あ、そのタイトルが頭にあって出てきたっていう」
岸「そう」

私も初日に聞いて一番引っ掛かった歌詞が「蜜蜂の様な恋はしたくてしてるわけじゃない」だったから一瞬岸くんと同じ感性なのかと思ったけど理由は違ったw
岸くんと勝利さんが読んでた本っていう共通性が良いよね。

岸「皆さん。いいっすか? 俺が喋って。オレ見て思わない? めっちゃお洒落じゃね? みたいな」
井上瑞稀「岸くんどうした? 俺の知ってる岸くんじゃない」
岸「やめろ。逆に瑞稀の知ってる岸くんってなに」

自分で岸くんって言うw

勝利「これー…格好良いなあ」
岸「勝利の着て来ました~!」

見覚え有りすぎるからそうなんだろうなーと思ってたけど本当に勝利さんの服だった✞°.*_(:3 」∠)_

勝利「急に来てくれたからリハ着しかないって」
岸「勝利がさすがに無理だから俺の着ろよってこうやって出してくれて」
勝利「ネックレスまで俺のじゃんかあ」

勝利が貸したのは服だけだったけど勝手にネックレスまでつけてきた岸くんw だけどそれを見つけた勝利さんが嬉しそうで。

勝利「ぜんぶ俺の着て、なあー。俺の香水までつけてんだもん」
ええー!!っと驚く会場に
岸「匂い嗅ぐ?」と手を前に突き出すw
勝利「香水の匂いって飛ばせるもんなのww」

勝利「どうだった?」
岸「いいよ。何か勝利が大人っぽく良い感じに…俺が言えないっすけど、ジェントルメンだったね。すげージェントルメンだわって」
勝利「ジェントルメン?」
微妙に岸くんの発音が違う感じと言葉のチョイスにザワザワする会場w
岸「わかんないっすか、ジェントルメンって」
勝利「いやわかるわかるわかる! みんな知ってる。みんな知ってるんだけど…」
岸「すっげーここたっけー」
勝利がつっこんでるのに急に上を見上げて高いとか言い出す自由な岸くんww
勝利「会場の高さはいいんだけど」

勝利「なんだよジェントルメンって。それぐらい大人っぽかった?」
岸「大人っぽかった。何か普段一緒に勝利とご飯行くんすけど。一昨日行ったけど」
勝利「そう、あのーオレすごい岸くんのこと……好きなんだよねー」

突 然 の デ レ !!

しかも好きなんだよねーをボソッと言う感じがたまらん_(꒪ཀ꒪」∠)_
岸くんもびっくり顔。

勝利「今回の前に7回連続で公演があってその7連続が終わった夜に、電話1本で来るんでー」

岸くんが多忙の中に空いた時間に自分が呼び出したら電話1本で来る自慢( ^ω^ )

勝利「0××~」
岸「やめろー。危ないから」

電話番号を言おうとする勝利を止める岸くんw

勝利「電話してご飯行ったんですよ」
岸「そうねーそれでねー」
勝利「岸くんに1時間待たされたけど」
岸「待たせたねぇ! ごめんねー」
勝利「でも、行ったな」
岸「ご飯行ったりそういう普段の姿ばっかりだったから。昨年俺もサマステ出させて頂いたんですけど」
(客席がサマステじゃないと笑う)
岸「なにが? 会場が違う? サマステ?」
勝利「俺らのサマパラ」
岸「ほんとサーセン!!」
勝利「お前思ってることと違う事が出てくるから」
謎のフォロー(^o^)ww

岸「サマパラでぇ……ああ間違えた、なに言おうとした俺」

会場中が「えええぇ!?」となるww

岸「なに言おうとした? なんだっけ?」
勝利「いや、お前しか分からないよ」
岸「サマパラ? ああ、そうだ、だから出させて頂いて……忘れたよ」
勝利「俺のライブ出てくれたんだよね?」

岸くんが何を言おうとしたのか引き出そうとする勝利さんが健気。

岸「そうそうそう。だから出させて頂いたから、こうやってね、お客さんの席に座って勝利を見てたら何か新鮮でめっちゃ」
勝利「出てたから」
岸「そう」
勝利「客観的に見ると」
岸「そう」
勝利「違ったよって」
岸「そうそう」
勝利「俺が喋ったら4秒で終ったよ?」
岸「説得力がすごいよね」
勝利「説得力じゃない。ちゃんとした言葉」
岸「あ、ほんとー」

岸くんの言いたい事を短くまとめてこれは説得力じゃないって言う勝利にほんとーって緩く返す岸くんって図が本当に癒される。

岸「俺より勝利は1個下でしょ? 知恵はマジで100個先進んでるよな」
勝利「100個? 100歩ならまだ分かるけど」

ハイBの方を見る岸くんに
「これごめんなさい、岸くんでーす」と紹介する勝利さんw
後輩の方が頭良い、覚えが早いと言って
岸「記憶力ってどうしたらつくのか聞きたい」

岸「まあ皆さん、僕が言えることは記憶力はチョコレートを食えばね、頭の回転が良くなる」
勝利「まあ頭を使う時はチョコレート食べたり。食べるだけで記憶力が上がる訳ではない」

糖分補給の意味合いであってチョコレート食べるから記憶力が上がるんじゃないって補足を入れる勝利さん。

勝利「岸くんあまり効果はない」
岸「ないか! あーマジかあ」
勝利「まあ、あるかもしれないですけどね」
岸「本当ねーありがとうございます」
勝利「いやいや何が!?」
岸「ちゃんと聞いてたから」
勝利「いやいや、聞いてたじゃなくて、ありがとうって何が?」
岸「いやー本当に、ありがと」
勝利「なに怖い。ラスト怖いこわい」
岸「ラストでしょ? ラストかー。あっという間ですねー」
勝利「あっという間ってお前出てないww」
岸「実際あっという間?」Jr.に聞く「あっという間です」と返ってきて
岸「でしょー。俺もー」
勝利「wwwお前は出てないから」

この辺の岸くんの自由奔放っぷりがひどくて勝利さんのつっこみと合わせて優勝が見れてる感凄かったw

岸「俺Sexy Zoneの全員にお世話になってるから。健人くん風磨くんのは行けなかったの。たまたま本当に勝利の夜の時間だけが空いてて」
勝利「急に空いたんだね」
岸「たまたま行けたの。マジで奇跡」

岸「みんなさーこんな雨降ってるのにおめかし全く崩れてないねー本当に」

おめかしという言葉のチョイスww

勝利「お前……お前けんてぃーにはなれないんだから」
岸「なんでだよ!? 健人くんに、な……れない」
反論してみたものの自分でなれないと認める岸くんw

岸「健人くんのサマパラに出させてもらってて今年マジで行こうって思ってたんだけど行けなくて」
勝利「まあ、あれだよ。帝劇を引っ張って作ってる訳でしょ?」
岸「作ってねーよ! いや俺が作ってる…作ってないけどみんなの力で引っ張って」
勝利「そうだけどw キンプリが結構上の方になる訳でしょ。だから忙しかったりしてね、今日偶然空いたってことでしょ?」
岸「そうそう」
勝利「ありがとう」

勝利さんの素直なありがとう~:;(∩´﹏`∩);:

岸「天からの……何て言うんですかね、贈り物?」
勝利「神頼みしてたもんな? 俺のライブ来れるように」
岸「マジそれー」

ハイBを見渡して
岸「みんな勝利に負けないくらい華放ってる」
勝利「おー言ってあげなよ」
岸「勝利に負けないくらい華放ってる」
勝利「なんで2回言うのw 言ってやれよってそういう事じゃない。詳しく言ってあげなみたいな」

岸くんがハイBと絡んだあとに

岸「十人十色の中の……」
勝利「なんの話?」
岸「十人十色だからね。みんなね、皆さんそれぞれ違って…これ何人? 皆さん2500人十色、あ、違う」
勝利「いやいや、2500人が十色だったらww 2500人それぞれの色がある、個性が違うよーって」
岸「そう、それぞれの個性があるから、それを大事にしてもらいたい。俺は今日これを伝えにここに来た」

まさかの理由www

勝利「お前さあww 見に来たんでしょ?」
岸「そう」
勝利「深いメッセージを伝えに来た訳じゃないでしょ」

本当にその場の流れで適当に喋ってる感あって面白いw

岸「いやー本当にありがとね。パワーもらえる」
勝利「あ、本当? パワーもらえる?」
岸「カッケーわ」
勝利「ありがとう。でもこんなこと言ってくれるの本当に嬉しい。だってまだまだライブある訳だから」
岸「え、まだ?」
勝利「いやあるよあるよ。これで終わりじゃないんだよ。まだまだあるから。もっとカッケーと思うから」
ドヤる勝利さんに会場からフーッと声が上がる。
岸「ハードル上げるねえ。いやマジで楽しむわ俺」
勝利「うん、楽しんでよ。本当にでも…助かったわ」

助かったと本音が出る勝利さんw会場の勝利担も同じ気持ちだったよw

岸「何が助かったの」
勝利「いや元気もらえるんすよ、こいつに会うと」
岸「逆に元気もらえますよ。そうだから俺はいつでも翼が生えたね。だからエナジーがあるってことよ俺は」
勝利「え? なに? 何で今締めようと思ったのに『俺は翼がある』どういうこと?」

多分岸くんはレッドブルだって言いたいんだろうけど岸くんにつっこみたい勝利が先走って岸くんも説明出来ないの本当に優勝でかわいい。

勝利「それぐらい元気を与えられるよ、みたいな?」
岸「そう。いや、だから必要なんだよ、勝利の目線が。つっこみが」
勝利「そうだよな。俺がいないとお前は無理だな(ドヤァ)」
岸「ああ」
勝利「俺もだぞ」
岸「おーありがとう」

ちょっと照れてるのか偉そうに俺も岸が必要だって言う勝利さんが可愛くて優勝の親友感本当に最高。゚(゚´ω`゚)゚。

勝利「本当にありがとな」
岸「ありがとう」
勝利「岸優太くんでしたー。最後に一言!」
岸「ジャスティス!」

去り際にジャスティスと叫んで帰る岸くんww

勝利「ジャスティスって正義って意味だからね。去り際『正義』って意味わかんない。いやー嬉しいわ。天才だな岸ってやっぱ。ずーっと最高だよね。優しいもんなあ。好きでしょ? 岸くんのこと。でも本当に優しいもん。俺は本当嬉しかったわー……俺は本当嬉しかったわ」

大事なことなので2回……ww
それで客席に反応もらって嬉しそうな勝利さんよ。本当に珍しく岸くんにデレデレで可愛い&幸せ空間だったー!
岸くんありがとう!!





佐藤勝利(Sexy Zone)・橋本環奈 W主演映画『ハルチカ』
原作・初野晴
監督・市井昌秀

最初にこの映画をやるという事が新聞で発表されたのは2016年3月17日のこと。
>来年公開「ハルチカ」でW主演
佐藤は頭脳明晰で美男子のホルン奏者のハルタ役
佐藤は「嬉しくて胸が躍りました。(主演が決定した日の)夜には、家の近くの本屋に走っていき、原作を購入したくらい」と大喜び。

初主演映画、相手役は千年に一度の美少女と名高い橋本環奈。原作の設定はミステリーもので男性教師をハルタ(佐藤)とチカ(橋本)で取り合う三角関係?とどんな映画になるのか期待でいっぱいだった。
原作では廃部寸前の弱小吹奏楽部を舞台に、気の弱い美少年・ハルタと明るく元気な少女・チカの幼なじみ2人が、校内で起こるさまざまな事件を解決していく。
結論から言うとミステリー要素は少なく三角関係もなくなって、映画オリジナルのストーリーになったのだけど。
この事は原作者の初野先生の方から市井監督に 「ハルタとチカと草壁先生が出ていれば何をやってもいいです。その代わり原作者と原作のファンに映画の尺に合った完全新作を見せてください」「 原作のストーリーラインに縛られず自由にやっていただいて構わない」という言葉があって映画オリジナルストーリーとなっている。
初野先生は「原作は連作短編形式なので全部を脚本に押し込むとダイジェスト版みたいに窮屈になってしまう」という思いがあり、監督も「初野さんが描きたい大事な核と、監督の自分にとっての核を擦り合わせ、焦点を一つに絞りオリジナルストーリーを完成させた」とある。
出来上がった映画オリジナルストーリーに対して原作のファンや原作から期待したストーリーではないことに批判の声も当然あった。
初野先生は「原作者の立場から言うと、この映画は原作をトレースしているわけじゃないので、完全な新作として新鮮な気持ちで観ることができました。とはいえ、小説にある登場人物たちの“居場所探し”というテーマはきちんと残っている。なにより説明過多だったり、説教くさくないところが本当によかった。原作を補完するような作品だと思いました」と勝利くんとの対談で語っている。

吹奏楽部ということで、部員である出演者は実際に楽器を演奏しており、殆どが楽器未経験の出演者達はその為に約4カ月の猛特訓を経て撮影に臨んでいる。
勝利くんの担当楽器は世界一難しい金管楽器とギネス認定されているホルン。センスがあったのか音を出すのも難しいと言われているホルンを最初から音を出せてしまった。それを得意気に言ってまわるのがファンとしては微笑ましくもあったが、その後に「絶対に出来ると“過信”して緊張をなくしてリラックスした」という勝利くんの言葉を読んで強気な言葉の裏にある自信がないから過信するという気持ちを知り、改めてそのスタンスが好きだと思った。

クランクインは4月。撮影が終わったのは5月。
まだ19歳の勝利くん。10代最後の姿が主演映画としてスクリーンで観られるのが嬉しい。
8月にはハルチカの公式Twitterアカウントが出来、9月から映画の宣伝記事として雑誌に載り始める。
また8月にはTDCで『佐藤勝利 Summer Live 2016』と題したソロコンサートがあり、なんとそこでホルンで『木星』を演奏する勝利くんの姿が。映画で使ったホルンをマイホルンとして買い取り、劇中で演奏されている『木星』を披露してくれた。
クランクアップで涙する勝利くんの映像がWSで流れて映画公開を待ちわびているところに一足早くホルンを演奏している姿が生で見れたサプライズがどんなに嬉しかったことか。

そして9月28日に解禁されたティザービジュアル。映画館などで大きく掲示されているイヤホンで繋がれたハルタとチカのポスター。“顔面人間国宝”佐藤勝利と“千年に一度の美少女”橋本環奈の美しい並びにTwitterでは「美し過ぎてスマホの画面が割れる」などと絶賛されていた。
余談だが、Sexy Zoneメンバーの中島健人も「この二人が並んで映ると劇場が爆発する」「美の暴力」という言葉をコンサート会場で残している。
映画のパンフレットにも「奇跡の美の共演!」という文字がある。
純愛ムービーという宣伝文句に反発もありこのポスター、もうひとつの窓ドンのビジュアルや「吹キュン」という売り方に疑問の声もある(作品が良いからこその言葉ではあるけど)。だけど確かにこの二人のビジュアルは美しくかなりのインパクトがあるのだ。
ついでに言うと市井監督自身は壁ドンや胸キュンといった露骨な表現は好きではないらしい。

ハッキリ言ってしまえば映画『ハルチカ』は若い出演者がメインで、知名度での集客力は弱い。作品としての評価よりまず観てもらうことが難しいと感じる。
一番視覚に訴えやすい武器であるビジュアル、興味を持ってもらえそうなキャッチーなコピーというのは決して宣伝方法として否定はしたくないなと個人的に思う。

そんな顔面人間国宝と千年に一度の美少女が繰り広げる純愛ラブストーリーと聞けば、昨今の流行りであるスイーツな現実感のない夢物語が展開されるのかと思うが、映画『ハルチカ』のハルタとチカはごく普通の高校生で、誰もが通る勉強と部活の両立や挫折を経験し悩み、恋ではないけどトクベツな関係という幼なじみの絶妙な距離感で、高校生としての青春を音楽に乗せて描いていくのだ。寧ろ二人を取り巻く他の登場人物達の背景の方がドラマチックですらある。
全てが都合良くいく訳ではなく何かを成し遂げる訳でもない、日常を切り取って観る側に想像を委ねる。
台詞も少なく、無言で表情を映しただけのシーンも多々ある。丁寧な説明はない。
登場人物と同じ10代が共感出来る青春という感情は大人から見ても青くささがなくキラキラしている。教訓染みた価値観の押し付けもない。
メッセージがあるなら「一人ではない」ということ。それも言葉で音として語られる訳ではない。視覚や感覚で分かる表現が多いのだ。

市井監督が公開二日目の舞台挨拶で「登場人物の関係を説明してしまうことは簡単なんだけど、そうしてしまう事はなんか嫌だと思って。僕の中で100という答えがあるとして、50、70しか見せなかった場合、お客さんの想像力で150、200にもなると思っているので、そういったお客さんの想像力を僕は信じながら映画を作りました」と言っていた。
たとえば原作とは違うと思う人間関係…ハルタとチカと草壁先生の関係にしても、劇中でハルタとチカそれぞれが草壁先生の事を好きになるだろうなって思える描写はあって。この子はあの子のことが好きなんだろうなーとか明確に描かれていない関係も想像して楽しめる余地がある。可能性を縛らないというか。
作中でハルタからチカちゃんに向ける気持ちが恋愛感情なのかというのはハルタ自体ははっきり分かっていないんじゃないかと勝利くんが言っていたように、観てる側が自由に解釈していいし答えを決めつけるものでもないなと。

この舞台挨拶での監督の言葉はすごく心に響いたので、いまこの記事を書いている原動力でもあるんだけど。
映画『ハルチカ』を作った後に燃え尽き症候群のように塞ぎこんでしまった監督が、矛盾しているようなんだけど、『ハルチカ』を編集、仕上げしているとだんだん救われていった、自分が何度も何度も観ているのに何度もまた劇場に行きたいと思う感じで救われたと。
市井監督「救うというのはおこがましいけど、一人でも多くの方の琴線に触れる映画に育って欲しいなと思います。一人一人の声が大きいこと信じているから、一人一人の声でもっと届けて欲しい」

どうしたらもっと届くのかな。純粋に観て欲しいという気持ちでいっぱいなんだけど、映画のレビューというものを書いたこともないし、比べる対象を並べて評価も出来ないわたしが出来ることを考えたら、映画『ハルチカ』に対する思いをこうやって綴ることで。

同じ舞台挨拶で勝利くんが「感覚に訴えるような映画になっている。日本の映画の良さ。感情に訴えられるのは感覚的に作った映画だと思うので。受け取る側は受け取り辛かったり、もしかしたら、するのかもしれないですけど、そこは日本の映画の良さでもあるので」
「じっくり味わって頂いて、色んな人と観て欲しいですし、色んな人に良い映画だよと勧めて欲しいと思います。映画『ハルチカ』を大事にして欲しいと思います」と言っていて、本当に良い映画だと思っているからキャストに興味のない友人や家族を連れて映画館に行く予定を入れています。まずは身近なところから。

話は前後して、12月に入り『ジャニーズ・オールスターズ・アイランド』という帝国劇場で二か月間の舞台が始まる。
そこでもホルンを使ったソロ新曲『Kiss You Good-Bye』を披露。夏のソロコンではマーチングバンド形式のパフォーマンスだった。ブラスバンドがパフォーマンスする世界一の舞台が『ブラスト!』なんだけど帝国劇場ではその『ブラスト!』の出演者の方に指導してもらったという、ホルンを吹き、歌い踊るというパフォーマンスを披露。
ホルンを買い取り、初主演映画で培った技術を早速夏のソロコンで披露して、更に帝国劇場という舞台でも唯一無二のパフォーマンスをしてる佐藤勝利って凄いと思った。発想も実行力も話題性も。「『ハルチカ』の宣伝になるんじゃないかなと思って(笑)」なんて冗談のように言っていたけど、本当にその通りで、勝利くんがホルンを吹いているとWSなどで話題になる度に吹奏楽をやっている人からの反応があったり、それがきっかけで映画に興味を持つ人もいた。

そしてこの舞台の休演日にも全て別仕事の予定が入っているという多忙な期間に受けた映画『ハルチカ』の取材は膨大な量で、それは勝利くんがマネージャーさんに「声をかけていただいたものは全部引き受けたい」とお願いしてたっていうお仕事に対する貪欲な姿勢のお陰で、その結果色んなジャンル、世代向けの雑誌で『ハルチカ』の宣伝が出来たんだと思う。
年が明けて2017年1月、佐藤勝利表紙も含めて沢山の雑誌が発売になる。3月に入った現在も『ハルチカ』のメディア露出は続いている。
雑誌が違っても同じ衣装というのが沢山あり、一日に何本も取材を受けていたことは容易く想像出来るし、でもどの雑誌の言葉も取り零したくない大事に読みたい言葉ばかりで。
この作品に対する思い入れも自信も伝わるから観る側としても大事にしたいと思った。

『ハルチカ』の宣伝でメディアに出ればやはり佐藤勝利・橋本環奈の並びに美しいと賛辞が溢れる。
この二人をスクリーンで見るだけでも価値があるし、見た目がクローズアップされることは悪いことじゃないから、それがきっかけで映画を観てもらえるのも良いことだと思う。
勝利くんと環奈ちゃんは見た目の美しさだけでなく賢いところや挑戦的なところが似てるなと感じることも多く、見ていてとても気持ちの良いコンビ。

2月になり先行上映で『ハルチカ』を鑑賞。
初見の印象は画面の美しさと音楽の力、何度も観たいと思える作品だったということ。そしてスクリーンの中で佐藤勝利ではなく上条春太として存在していた姿。
圧巻だったのはラストシーン。台詞がなく音楽と表情で描かれるそのシーンは高揚感が凄くて涙腺に訴えかけてくる。全く想定外の演出に興奮したしハルタのチカちゃんに対する音に泣いた。
このシーンに到る伏線というのが実は前半に描かれているのだが、全編少ない台詞の中に沢山の伏線が張られており、それらの回収を発見する楽しみもあり、一度では気づけなかったことに二度目の鑑賞で気づいたりするので、何度も観る魅力がある。

実は発表当時、テーマ曲がオリジナルの吹奏楽曲ということに不満があった。せっかくグループを持っているアイドルが主演なのだから、グループの宣伝にもなるしSexy Zoneでの主題歌を期待していたからだ。逆に楽曲が他への影響力を持って映画の宣伝にもなると思うし。
しかし映画を観たらテーマ曲は、「吹奏楽のための狂詩曲 第1番『春の風、夏の光』」しか有り得ないと思うくらい印象に残ってずっと頭に流れている。
ハルタに“光”をあてるチカちゃん、チカに“風”を送るハルタ。タイトルに込められた意味はそのまま映画で描写されている。

公開初日。Sexy Zoneのファンクラブから佐藤勝利のメッセージメールが届く。
「映画館で吹キュンしてほしいし、見終わったら吹キュンよかったー!って言いながら歩いて吹キュンを広めてほしいなー^ ^」との事なので吹キュンというキャッチコピーは使っていきたい。

最後に市井監督が涙ながらに語った言葉を。
「本当に誰が何と言おうと貫いたから、好きなんですよ、この作品が」
一人一人の声を信じているという話から泣いて言葉に詰まっていらしたんだけど、作り手がこんな風に愛情を持っている作品が、佐藤勝利の初主演映画で良かったと思ったし、わたしも誰に何を言われようと映画『ハルチカ』は素晴らしいよと、自分の感性で自信を持って伝えたいと思いました。

長々と文字にしたけれど、とにかく何の先入観も持たず一度観て欲しいです。
そして感想を言葉にして欲しい。