お久しぶりです。
大切な期末テストの前日でしたが、長男Sは宍道の駅伝フェスティバルに出場しました。
去年も出場しています。


去年は5キロを走りタスキを繋ぐのが精一杯でしたが、今年はガチ勢の大人を4人も抜き、リラックスして走れたようでした。
タイムも良かったです。
今回はチームは近年にない好成績で賞状ももらいました。来月のしおかぜ駅伝に向けて気持ちが高まりました。
チームの監督さんは優しくて人情に厚くユーモアもあり熱意もあり、人柄が素晴らしい。
普段、人に褒められることが殆どなく、自己肯定感が低いSです。
体力があるところ、最後に力を残してスパートできるところ、真っ直ぐな性格など、大人達に大変褒めて頂きました。
ありがたく感じました。
バレー部で上手くいかず、コーチに言われたことを全部自分のことと受け止めて、苦しくて仕方がなかったS。
帰ってから自分はだめだだめだ!!と大声をあげて、興奮を押さえるように外を走るようになりました。
部活から帰ってから走りに行き、20時半頃まで帰ってこない時もありました。ストイックというか、自分が決めたことを何があっても変えることができない。
3年生になってから、体育祭で応援のパフォーマンスのリーダーをしたり、合唱では責任者と指揮までしました。
人数が少ないので誰かが何かをやらなければならないのだけど。
私は正直やってほしくない。回りとぶつかる。負担が大きい。何か問題を起こしてしまうかもしれない。
しかし本人はしたい気持ちがある人なので、引き受けてくる。
やはり現実はそれが難しくて回りとぶつかったり大変苦しむ。
両方とも無事に役割を終えることができましたが、私も疲弊しました。
どの学校を選択したらいいかわからず、テストの点もとれなくなり、精神的に追い詰められ、真面目な話をしていても笑いが止まらなくなる現象が続いていました。
自分調べで失笑恐怖症だと。
ストレスが原因だと思います。
指揮の最中に笑いが止まらなくなるのではと心底心配しました。
去年の合唱でSの笑いが止まらなくなってしまい大変な思いをしたことは忘れられません。
まだここにきても進路を決めきれていないのですが、気持ち的には少し落ち着いてきています。
何だか自分もSのことで苦しくなっていた時期がありましたが夏も終わり穏やかな気候になり、心も穏やかになってきました。
母親はあまり自分の子供を可愛がる人ではなく、回りの子と比べてダメ出しを常にする人でした。
卑下するのが美徳と思っているのか染み付いているのか、食卓にご飯を出す時も美味しくないよとか失敗したと必ず言う人でした。
猫のみいちゃんがきて、散々可愛くないと言っていたのに今は溺愛しています。
そんな母の眉を形を整えて剃ってあげました。
眉毛が20歳くらいからもうないのよ。と言っていました。ほんとに薄い。
シワシワで剃りにくかったです。
こんな母の顔を近くで見ることがなかった。何だか急に胸がいっぱいになってしまいました。
今、長男は15歳次男は12歳。
ここまでよく子供たちは頑張ってきたなと思う。いい母と言えない。それでもこれからも母として頑張らせてください。


