高野山に行ってきました。

お久しぶりです。

１６日から１８日まで高野山に行ってまいりました。
今回は開創1200年記念法要のために行きました。
うちと知り合いのお寺さんの檀家さんを連れての団参です。
1泊目の高野山の宿坊が取れなかったため、皆さんは京都へ。
東寺や清水寺などを参拝し、夕食は舞妓はんと・・・。羨ましい。

僕ともうひとりのお坊さんはまっすぐ高野山へ。
特急こうやに乗りました。

これは特別ラッピングの通称赤こうや。
特急は満席。
ケーブルカーもぎゅうぎゅうでもみくちゃになりながらなんとか高野山駅に到着。

お山は霧に包まれておりました。
バスも混んでいると予想したのですが、奥の院行きのバスはガラガラ。
みんなどこにいったのでしょうか？

バスで苅萱堂まで行き、いつもの大明王院さまへ。
荷物を預かっていただき、先ずはお大師さまにご挨拶。
奥の院もすごい人。参道がちょっと渋滞しています。
すり抜けすり抜け、御廟まで。
途中、弥勒石を持ち上げて、燈籠堂も人人人。
お大師さまに燈明とお線香をお供えして、ご挨拶を終えて御供所へお守りを授かりに、
と思ったらすごい行列。
朱印を貰う人の列が100メートル以上。
おまけに御朱印の列なのかお守りの列なのか不明だったので諦めました。
その後英霊殿の近くのお守り売り場へ。
娘ちゃんのがなかったので、義父母にお守りを授かり一の橋へ戻りました。
連れのお坊さんはニコチン切れだったので、迷子にならないように自由に動いてくださいと言い残し、再建された中門へ。

中門はすごい人。
だけどなんで真ん中空いているのでしょうか？
なぜか知らないけど安倍さんが来ていましたよ。

おかげで金堂の本尊さんを拝めず。

その後で三鈷の結縁行脚の記名帳に家族の名前を記名して記念品をいただいて、
御影堂にご挨拶して、大塔を横目に見ながら、東塔の裏にひっそりと建つ御廟へ。

ここは智泉大徳廟。
高野山開創の立役者。
お大師様の甥であり一番弟子であるお方です。
1200年を記念するならこのお方にご参拝しなくては意味がありません。が、
みんな知らないのです。
このお方も、この御廟も。
残念なことですね。
そして、霊宝館で高野三大秘宝と孔雀明王、八大童子を見て大明王院さまに戻りました。
夕食はもちろん精進料理。

こちらのお寺は精進料理が美味しくて有名なお寺なのです。
とても美味しかったです。

17日は奥の院燈籠堂にて法要に出仕。
写真は今のところありません。
なぜなら、撮影禁止の場所での法要なので、正式な記録係からの提供がないと写真ないんです。
厳かに平座の理趣三昧が執り行われました。
法要後、団参の皆さんが金剛峯寺に行ったので合流しようと思ったのですが、

探しきれずに諦めて、
連れのお坊さんとまた伽藍へ。

清々しく晴れて気持ちよかったです。
伽藍の各所を案内して、夕食の時間が近かったので戻ろうとしたら、
大塔の前に人だかり。
プロジェクションマッピングの最終日だったので、7時10分から始まる回の場所取りが6時前から始まっていました。
この日も泊まりは大明王院様です。
前の日とほぼ同じ精進料理を頂きましたが、美味しくて完食。

最終日。
とても寒い朝でした。
朝の勤行をして、お食事をいただいて、８時３０分に出発の予定でしたが、
あまりの寒さにみんな８時15分くらいには乗車完了。
ぼくはその頃まだ衣を畳んでパッキングしていたので慌てて詰め込んで、歯磨きできないまま乗車。
早すぎて、配達のお願いをしていた弥勒石が届いていませんでした。

その後みなさんと一緒に伽藍へ（この旅行3回目）
記念写真を取り、法要のお練を見たりしました。
その後徳川霊台、霊宝館を見て、下山。
昼食は根来寺の門前で。
その後根来寺を拝観しました。