日本日和〜Japan Image〜 -2ページ目

日本日和〜Japan Image〜

日本はまだまだ奥深い!

読めますか?「鼈甲」

はい。「べっこう」ですね。。。
べっ甲の材料はご存知ですか?

そう、亀の甲羅です。
亀は亀でも「玳瑁(タイマイ)」という海亀の一種の甲羅を使います。



取材させていただいた1軒目は「磯貝べっ甲専門店」さん。

べっ甲というのは
水分と熱と圧力をかけると、接着剤を使わなくても
甲羅に含まれるニカワ成分で自己融着します。
熱を加えると柔らかくなり、冷やすと固まります。
そういう性質を利用して、べっ甲製品は作られています。





磯貝さんに作っていただいたのは「髪留め」
天然素材である「タイマイ」の甲羅は
全て模様が違い、その中からどの部分をいかに無駄なく使うかが大事だ。
シンプルで、面積の大きな髪留めは
べっ甲の自然の模様の美しさが味わい深いです。

次に取材させていただいたのは「赤塚ベッ甲製作所」さん。
赤塚さんが得意とされる「メガネフレーム」を作っていただきました。
素材の模様をどう生かすか、じっくり見極め構想を練る。
材料の特性を生かし、切り取り、削り、重ね、曲げ・・・
無駄なく美しいその動きは、思わず見とれてしまいます。





2016年現在、ワシントン条約により
「べっ甲製品」及び材料である「タイマイ」の輸出入が禁止されており、
職人さんたちは、現在日本国内にある貴重な材料を
無駄なく大切に使って製品を作っている。
「タイマイ」の国内養殖を研究中とのことだが、これがうまくいかない場合
日本国内でのべっ甲工芸は消滅するという。。。
「東京琴」の職人、国井清二さん。

琴の胴に使われるのは、3年以上乾燥させた天然桐材。
中には数十年寝かせてある材もあるとか・・・






力強く、繊細に・・・
桐の一枚板は、天然素材らしく一枚一枚個性があり
対話をするように扱うという。。。



琴の甲羅の裏側には、綾杉彫りを施す。
硬い桐材に、繊細かつ正確な幾何学模様を彫る熟練の技術には目を奪われる・・・






日本人として、とても身近に感じていた邦楽器 琴。
その製作工程や部品の名称など、知らないことだらけ・・・
完成に向けて、この先の取材が楽しみである。。。


本日5/31発売の
「涼味を手繰るそばの店」の通販コーナーに
当社の「江戸切子 DVD」が掲載されてました。。。


明日4/28発売の「男の隠れ家」6月号の通販コーナーで
当社のDVDが掲載。
「江戸押絵羽子板」
「江戸切子」
「江戸木版画」の3タイトル。

私が撮った写真も採用していただきました。。。