葬儀の喪主は忙しい。

悲しみを実感するのは葬儀が終わり、落ち着いた時。


昔から言われてるらしい言葉。


確かにそうなのかもしれない。

娘が亡くなってからすぐに葬儀の準備。

それと共に各種手続きや様々な箇所に連絡。今後の仕事についての見通し。生活基盤の修正。心の整理。


本日、葬儀の見積もりが来ました。

金額的には100万をちょっと超えたくらいだけど結局なんやかんや含めたら140万位か……

別にお金が惜しい訳では無い、病気が治るなら貯金全額出しても惜しくはなかった……


この年で子供の喪主をやるとは思わなかった。

喪主の役割を検索して、やること考えて……

思い出話なんかしたら多分涙が止まらなくなりそう……

淡々と感情を捨てて進行に徹するしかないと感じる。


こういう時に私はあまり世間を知らなかったなと思う。

お布施、車代、食事代、寸志、色々なところにお金がかかるのね。

でも、喪主やりながらそっちの方にも気を使わなきゃいけない意味もよくわからなかったりする。

こっちもそんな余裕ある時期ではないんだよ……

その辺についても全体の料金に含めてくれればいいのに……お布施は気持ちで?……適正価格はいくらなの?

これは手渡しとかこのタイミングで渡すとかワンクッションが凄く無駄だと思う。

賛否あるかと思うけど……こういう慣習…………もう少し何とかならない?

落ち着いた頃ならもう少ししっかり考えてしっかり動けるんだろうけども……


今日は妻の従姉妹が来てくれました。

綺麗になった娘を見てもらえてよかった。

誰かと雑談してると少し気分が紛れるね。


娘の体はなんとか葬儀までは持ちそうみたい。

あまりにも状態が悪いと冷蔵庫みたいなところで保管になるらしい……

さすがに可哀想だよね。最後まで家にいたいよね?

今日も色々やりながら娘と好きなYouTubeを流しながら1日を過ごす。

残り一緒にいられる時間は刻一刻と少なくなっていく。

時間は止まらない。




ぬいぐるみは燃えやすいから多めでも問題ないらしいから多めに入れたいなぁ……
これならきっと寂しくないはず。
一番大きいのは娘から主役の座をとりそうだからさすがにやめとこう。
花と好きなもので棺を一杯にしたいな。



最期に葬儀について参考程度の見積もり額です。


葬儀業者の見積もり(一日葬)

基本料金(祭壇、装具一式、人件費、棺)

+差額(棺を可愛くしたりとか、祭壇を大きくしたりとか)

遺影

納棺料金、湯灌料金+司会、配膳料金

約70


移動費

約23000


食事代(14人)

約6


火葬場

約20

これで約100

これにお布施、花代等

金銭面での負担も遺族には結構辛いな。