話をしよう… あれは確か4千年前…それとも4年前だったか…まあいい
という、どうでもいいネタふり(しかも多分誰もわからん)はいいとして、またも告白をすることにする。
これは悪魔になる前の話から現在の悪魔である今に渡る話である。
あと、先に言っておくけど、そんなに重く捉えないでほしい笑 本人も重く捉えてないし笑
簡単にいうと、4年前、俺は末期の癌だった。
発見された時には既に骨に転移していたってことだ。
当時の俺は1日ウィスキーテキーラをバンバン飲みまくりッホウ!な今とは違った方向のパーリー野郎のバーテンダーだった。
将来は「マクガフィン」という店名で、自分の好きな音楽、映画を流し、好きなアイラモルトを置きまくるバーをやりたいと
思っていた。(ちなみに「マクガフィン」というのは物語を作る上で登場人物への動機付けを行う、登場人物にとっては重要だが、ストーリー上それである必然性がなく起きかえられる「何か」である。ルパンであれば秘密の財宝、不二子ちゃん等。)
何故店名をマクガフィンにしようとしてたかを話すと、それだけでこの記事が終わってしまうレベルの長さになるので割愛する。
んで、当時働いていた店で店長になり、(このまま続ければいずれここを買い取れるかも?それで俺のマクガフィンをいつか!)など考えていた矢先のことだった。いつものパーリナイが終わった時に異変が起きた。どう考えてもこれヤバいやつじゃない?という痛みが胸を走った。まあまあ大丈夫だろーと思って普通に帰ろうとしたら、オーナーがちゃんと調べろ!!とバイクで病院に連れていってくれた。(今となっては本当に感謝している。)
検査結果、末期癌。
正直、一番びっくりしたのは、「そんなに俺生きたかったのか!?」てことだった。死を目の前にぶら下げられ、気付いたら涙が溢れ出して震えていた。別にいつ死んでもいいやー、こんな人生だしなんて思ってたのが、「生きたい!絶対死にたくねえ!」だった。
そして、俺死んだらみんなその後どうなんの??てやつだ。
俺はまだ若い。間違いなく親は傷付き、自分を責めたり後悔したりする。そしてきっと本人達が死ぬまで心についた傷は癒えないことだろう。若い友達みんなも、その重さで暫く苦しむことになるだろう。
俺が病気を告白した時、あまりの重さに耐え切れずに去っていった友達が何人もいたが、そうせず、残ってくれた友達はずっと苦しむんじゃないか… いっそ親にも友達にも最悪なことをして縁を切って1人で死ぬのがいいかなとか考えた。
でもまあ出来ないよなそんなんw
俺はこれからみんなが乗って行く列車から降ろされ置き去りにされる、寂しすぎる、悲しすぎる、なんでこんなことにとに、俺が一体何をしたっていうんだ!と思考がグルグル回るそんな時に自ら列車を降りるなんてできなかった。
俺はなんとしてでも絶対列車にしがみつくぜ!!置いてかれてたまるか!!と決意し、治療をスタートした。
約一年ベッドで点滴の抗がん剤をやり、放射線をやり色々考える時間が長くなり、気付いたらもう、1回死んだような気になっていた。
生まれたてのような気持ちで、人生って本当に1回しかないし、自分にとって本当に大事なこと、やりたいことってなんなんだ?と考えた。
迷わず答えは出てきた。
それはバンドで世界的なロックスターになることだった。
どうせ俺なんか無理だと思って心の奥底にずっと封じ込めていた思い。
ロックスターになってどうするの?と聞かれたら、なってみてから考えるとしか言い様がないが笑
しかし単純にパーティーは人数が多い方が楽しいに決まってる!!
俺がもの凄い勢いで元気になったので、医者はクソびびってた。
そんな折俺は、ちょうど666のオファーを受けた。KaoとKing氏と話をすると、ラヴェイ、church of satan、夢野久作、ピンク・フラミンゴ、マリリンマンソン、キューブリックが飛び出し、それらは全部俺が好きなものだった。そして666というバンドにはダンサーが、目指すは世界制覇。俺が求めてたものが既にそこにはあった。
俺は2人に「末期癌ですぐ死ぬかもしれないけど大丈夫なのか」と聞いた。
2人は少し考えて真っ直ぐな目で「覚悟は出来てる」といった。
こいつらクレイジーだ!!と思った。
これから世界を目指してバンドをやろうとしている。それにはそれなりの時間はかかるだろう。その間にきっと俺達はファミリーになる。そんな中での俺の死を覚悟してると。
完全にクレイジーだ、
だが最高だ!!
それから、俺達は文字通り命をかけて、半端じゃない覚悟でこの3年間全力で走り抜けてきた。
そして今の666に至る。
今や俺、Kao、King氏だけじゃない。新メンバータケヤ氏は勿論のこと、先輩達、仲間達、ファン達、色々な人が666を支えてくれている。なんて感謝していいのか。
みんな本当にありがとう。
なんで今、こんなことを書いたかというと、昨日の検査で再び骨転移の可能性が出てきました。
正直、もう俺は完治したんだと自分に信じ込ませて生きてた。
まだ骨転移専用の精密検査をしてないし、確定ではない、そんで万が一確定だったとしてもすぐに死ぬようなものじゃない。
ただ、「これから一生この病気とは付き合ってかなきゃいけないんだな」とゲンナリした。
でも、書くなら今しかないと思った。今、本当に久しぶりに癌とちゃんと向き合っている。
最初から今まで、そしてこれからも俺達は全員命をかけてバンドをやり続ける。
それをみんなに是非見届けてほしい。
あと、俺と同じように色々な病気で苦しんでる人達がいたら勇気を与えたい。そして、病気で苦しんでる友達を持つ人にも。こんなイカれた俺達が勇気を与えたいなんてめちゃくちゃすぎるかもしれないが。
だが、俺を見ろ!!
余命とか、寝たきり生活とか言われたのが4年たった今でもガンガンライブやってるぞ!!そして転移してたとしてもやり続けるぜ!!やってりゃ多分治るしな!!そしてそれを支え続けてくれるメンバー達。
何が起きても諦めず自分を信じて行きたい道を進むことが大事だ。
間違いなく、病は気からだと思う。最初の骨転移はマジで気合いで止めたからな。
医者は奇跡だと言った。
意志の力で奇跡は必ず起こせる。
こんな長いの全部読んでくれた方ありがとうございますm(__)mそんな感じでこれからも変わらず、末永く666を宜しく頼むぜ!!(`・ω・´)b
