暫く間が空きましたが、夏風邪を拗らせて悶絶しておりました。

さて、猫の話。

実家は昔ながらの百姓家で、少し高めの床と屋根裏がかなりの収納になる、元々茅葺き屋根の家でした。

そのせいで猫にとっては、何処でも隠れ場所になる住みやすい家、だったのかもしれません。

妊娠した雌猫は、時期がくると何処へと姿を隠し、無事出産するまで姿を見せませんでした。

ぱんぱんのお腹がたるたるになって現れるのですから、直ぐにわかります。

「あっ!ミーコ、久しぶりだねぇ!無事生まれたかい?たんと食べてってお乳いっぱい飲ましてあげな。」

お袋は落ち着いたものです。

普段あげない生肉生魚など与えて、猫のやりたいようにさせて。

お袋はわかっているんです。

そのうち子猫らをお披露目に連れてくることを。

やがてミーコは、一匹ずつ咥えてお袋のもとへ、子猫をお披露目に連れてきます。

そうした経緯とお袋の優しさがあり、子猫達は全て、我家の家族になります。

しかし、昔の事。

母猫や子猫が事故や病気や不意の不幸で、命を落とす事が結構あったのです。

野っ原や田んぼなどに仕掛けられた猫いらずを食べて死んだり、車に轢かれたり。

雄猫はある程度の年齢になると、勝手に家を出て、他の地へ縄張りを求めて出ていくのが常でした。

なのでこれはあまり心配しなかったのですが、家に付いた雌猫は近所で悲惨な死に様を晒す事が、多かったと思います。

家の裏を走る汽車に撥ねられた死体などは、暫く食欲がなくなるほどでした。

そういったいろいろなことがあり、ちゃんと可愛がってあげてるシーンでないと、なかなか正視できなくなってしまったのです。

(また続く。。。)