自分がわからない。
戸籍上は、女。
物心ついたときは
自分は男だと思ってた。
でも違った。
幼稚園の時のアルバムには
ドレスやスカート、ワンピース等
かわいい服を着て
ものすごく不機嫌な顔の写真がたくさん。
キュロットを履かされたときは
幼稚園に行くのが恥ずかしくて
行きたくない、と泣いたのを覚えている。
おままごとに誘われても
お父さん役やお兄さん役じゃなきゃやらなかった。
そのせいでなのか毎日嫌がらせされてたな。
(小学校あがってからは本格的ないじめに発展)
小学校は制服があったから
すごく嫌だったけどスカート。
小2からはズボンも可になったから
卒業までずっとズボンだった。
中学はセーラー服。
普段着は男物が多かったかな。
男女が別れていない剣道部へ入部。
でも、先輩や同級生から嫌がらせ。
挙句の果てに
同級生の子のウィンドブレーカーが
はさみで切られる、という事件の犯人にされて
顧問の先生(三年間担任だった)に辞めるよう言われた。
他のクラスの先生にも責められ、一年で退部。
勉強だけはそれなりに出来たから
三年時に、私立K高校への進学を希望したけど
先生方から大反対を受けた。
みんなが行く高校へ行け、わざわざ一人で
そんな遠いとこ行かなくていい
とのことだった。(そんなに遠くない)
三年間、いや、四歳から数えると
約9年間もいじめられて、居場所がなかった
私の気持ちが、お前ら教師にわかるのか。
新しい環境で、一から始めたかった。
だから、反対を押し切ってK高校へ進学した。
共学で、過去にいじめ自殺事件があった高校だから
きっと先生方は、いじめには敏感だろう。
きっと、この高校でなら頑張れる。と思ったから
K高校を選んだ。
正解だった。
思った通り、とても優しくて生徒思いの
すばらしい先生ばかりの学校だった。
友達が出来た。
一年時の担任と、隣のクラスの担任のおかげで。
2年、3年時はクラスのメンバーは変わらない。
女子30人、男子8人である。
女の子ばかりで
その中には、一年時に一目ぼれした子も居た。
(一年時はクラスが違った)
好きすぎて、話しかけることも
アドレス聞くことも出来なかった。
出席番号が前後だったのが最高の幸せ。
高校からは普段着は基本紳士服。
遊ぼうと誘われても
すぐにOKが出せなかった。
周りは、自分を女の子として見ている。
それを意識し始めたのは高校に入ってから。
中学までは、
そんなこと考えてる余裕がなかったんだと思う。
高校は制服だから
スカートだったけど、嫌ではなかったかな。
慣れたら大丈夫なのかもしれない。
そうだ。
同級生の男子とデートしたことがきっかけだった。
しばらくのあいだ
努力して、普段着も女の子らしくしてた。
でも、デートして気付いた。
こんなのは自分じゃない。と。
女装してる気分だったのは確かで
高校を卒業した今は、
女性物のスーツですら女装してる気分。
上から下まで男物で大學行ってるけど
周りの目が気になって仕方ない。
大學は、高校の隣の建物。
同じ学校法人。
高校時代の自分を知ってる人だらけだから
男らしくありたいという気持ちと
女で居なければならないという気持ちが入り混じってる。
どうするのが一番いいのか、わからない。
努力すれば、女性らしくなるのだろうか。
体が女だから、心に合わせると
不審な目で見られる。
トイレで何度も
叫ばれたり二度見されたりした。
なんでこんな中途半端なんだろう。
体が女なんだから
心も女だったらどれだけ楽だっただろう。
かわいい服とか小物とか
そんなものには興味はないから
友達の買い物に付きあっても
時間のかかる買い物にイライラしっぱなしで
全然楽しくなかった。(ごめんよ)
これからどうすべきなんだろう。
どちらにせよ
精神的苦痛であることは確かで
正直、生きてるのがつらい。
もう終わりにしたい。
だれか、助けてよ




