風ただ風にふかれ右へただ風にふかれ左へ自分の意志でなく風にふかれなすがままに上に下に気付いたら知らない場所に立っていた言い知れない何かが僕を襲うそれでも風がふかけばまた知らない場所に辿り着いている風にふかれる綿毛のようにかすかな希望を抱きながら
ただただやりたいだけなのにおこられるただそうしたいだけなのにそうできないただたんじゅんにただただたんじゅんになのにどうしてなんだろう当たり前でも常識でもわかっているのにどうしてなんだろうあたまとこころのおりあいがつけられないまたきょうもそうしてひがくれる