夫の崩壊・妻の本音

夫の崩壊・妻の本音

夫が少しづつ壊れ始めました。ここでしか言えない妻の本音。

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夫はとても頭の良い人です。
私が言いたいのは、学校のお勉強は素晴らしく出来た人という意味です。

有名な進学校から有名大学へ。
しかも優等生で、奨学金をもらっていました。
努力もしましたが、自頭の良さがあってこそでしょう。
まあ、素晴らしい経歴があるだけに、自分がいつも正しいとなる訳ですね。

 

自信満々で人を引き付ける魅力がありました。

 

ただ彼は生まれが貧しかった。
お金持ちに対する不満や妬みがとても大きい。
自分自身が稼げるようになってからは、兎も角お金の使い方を知りませんから、人にたかられたり、つまらないものを買ったりして、そのお金を投資に回すという事をしませんでした。
多分、彼は「投資なんて金持ちのお遊び」、くらいに思っていたのでしょう。
投資の勉強もする気が無かったようです。
 

方や、私は実業家の家に生まれ、比較的に裕福に育ち、それなりの高等教育も受けましたので、彼の考え方とは相容れない部分が多々ありました。

 

彼と知り合ったのは、まだ彼が前妻と別れて間もなくの頃。
ちょっとしたレストランの催しで出会いました。
彼の周りにはいつも人がいて、皆さん、楽しそうでした。

ただ、私と合う人はあまりいませんでしたが。

 

そういえば、私を「おまえ」と呼んだのは、彼が初めてでした。
親でさえ、私を「おまえ」と呼んだことが無いのでびっくりしましたね。
まあ、本人に悪気はないという事は分かりましたが、一言だけくぎを刺しました。
「おまえと呼ばれるのは不愉快です!」
彼や周りの人達がそれを笑い話にしようとしていましたけれど、私はその言葉を残して席を立ちました。


この話を娘にしたことがあります。
「まぁ、いい気はしないけれど、おまえなんて今じゃ普通ですよ。」というものですから、
「じゃあ、あなたは他の人からおまえと呼ばれているの?」と聞きますと、小さい時には男の子におまえ呼ばわりされることは当たり前だったけれど、大人になってからは、やはりあなたと呼ばれていると。

まあ、気にならない人はいいんですけれどね。
それ以降、夫は私に「あなた」と呼びかけるようになりました。
今もそれは変わっていません。

 

その当時のある日の事、私が彼のいるレストランに向かって歩いていると、後ろからひとりの男性に呼び止められました。
私の大学からの知り合いで、とても誠実な方です。
「織田君(夫です)に会いに行くの?」
なんで彼が夫を知っているのか分からず、私が怪訝にうなずくと、
「あなたのやる事に口出しするつもりはないが、一つだけ忠告したい。あなたは、彼の女性関係を知っているのか?」
私は、彼の目をじっと見て、何も言いませんでした。
「この先、お付き合いするなら気を付けて!」
そういうと、彼はその場を去りました。
 

私はその時、まだ彼が離婚していたことも知りませんでしたし、夫を特別な男性として意識したこともありませんでした。