2023 ワールド・ベースボール・クラシック決勝戦前のミーティングでの
大谷翔平の一言。
「憧れるのはやめましょう。
・・・憧れていては越えられないので。
今日一日だけは(MLBスーパースターがそろう
アメリカ代表の選手たちへの)
憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう」
この春野球日本代表は、
憧れだったWBCの頂点に、再び立つことができた。
(4年前のプレミア12とおととしの五輪を制しており大本命ではあったが)
・・・ちょっ待てよ?今年の阪神となんかつながってない?
2023年 阪神タイガースのキャッチフレーズは「アレ」
正しくは
「A.R.E. : Aim! Respect! Empower!」
個人・チームの目標(Aim!)に向かって、野球というスポーツや諸先輩方に
対して敬いの気持ち(Respect)を持ち、選手一人一人がパワーアップ
(Empower!)することで最高の結果を残していく・・・というメッセージ、
それが2023年、阪神タイガースが考える「アレ」。
大谷さんが「憧れを捨てて、目の前の戦いを勝ちにいこう」
と言っている裏で岡田監督は
「憧れのために強くなる。そしてその対象が何なのかは、
(形容詞・指示語にすることで)あまり明らかにせずに・・・」
と言っているようにも受け取れるのだ。 (私的考察)
そもそも岡田彰布は主語や述語の省略癖があるとされており
ちゃねらーを中心に愛称の「どんでん」から「どん語」と
呼ばれているらしい。実際赤星憲弘やデイリースポーツの
阪神担当記者は「どん語」の翻訳に追われているとのこと。
そして今年岡田彰布を呼び戻した阪神の広報スタッフは
「優勝する、と言っていいのは今日まで。これからはアレと表現する」
という岡田の発言を受け、プロモーションに「どん語」を持ち込んだ。
こうして「2023年、阪神のアレ」が誕生した。
そしてそれは「調子がいい時に優勝を確信したかのようなタイトルの
特集雑誌が出たり、テレビで特集番組が組まれると阪神は失速する」
(例:2008年、逃げを打った阪神が「Vやねん!タイガース」という特集
雑誌が発売される直前に失速、阪神に最大13ゲーム差つけられていた巨人が
「メークレジェンド」と称された豪快な差し切り劇でレギュラー優勝、
そして完全優勝。なお日本一は西武。翌年に現ロゴを導入し「埼玉西武」化、
以来ライオンズはパ・リーグ総合優勝を知らない・・・。)
というジンクスを知っているファンの間であたかも選手や球団側が
ジンクスを理解しているかのような印象を与え、メディア(主に関西圏)も
「阪神が優勝すれば・・・」を「阪神がアレなら・・・」と言い換える
ようになり言語統制・報道規制でも敷かれているかのような珍妙な報道が
大真面目に行われたのだ。
そして野球日本代表と同じように阪神タイガースは、
憧れへとたどり着くことができた。
岡田監督は以前今年の日本シリーズの対戦相手だったオリックス
バファローズでも監督をしており、そこでも「優勝する」を
「アレ」と表現していたらしい。これは優勝争いを知らない選手
たちを緊張させないための岡田監督の一種の思いやりと見て取れる。
「憧れを捨てて、目の前の戦いを勝ちにいこう」
「憧れのために強くなる。そして憧れが何なのかはあまり明らかにしない」
いま、大谷翔平と岡田彰布はベースボール・ファミリーの枠を超え
私たちに問いかけてくれる。
強くなる方法を、憧れにたどり着く方法を!
・・・トラッキーのグッズ調達したいな~
一生に一度しか見られないかもしれない「阪神日本一」の思い出に・・・。