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中年MtFトランスジェンダーの記録

50代半ばのMtFトランスジェンダーの記録です。

山梨大学医学部附属病院でMtFの性別適合手術を受けたあと、術後6日目から8日目の記録です。

術後6日目(月曜日)の朝に、尿カテーテル(1本)と陰部の出血、滲出液、空気などを集めるドレーンバック(左右各1本)を外してもらいました。

術後3日目からトイレ(排便)歩行が可能になりますが、尿のタンクをぶら下げた点滴スタンドを引き、ドレーンバッグ2個をポシェットに入れて持ち歩かなければなりません。陰部からこれらに繋がっているカテーテルや、カテーテルを身体に挿入している部分を覆うガーゼを取ってもらったら、とても身軽になりました。

ちなみに尿のタンクが見える状態で売店(ローソン)などに行くのは見た目がよろしくないのでタンクに濃い色のカバーをかけていただいていました。

尿のタンクが取れるとトイレで排尿することになります。排尿が十分に行なわれているか確かめるため、尿測(排尿の量を自分で計測して記録すること)が始まります。山梨大学からいただいた入院診療計画書(2023年3月改訂版)の排泄の欄に「尿が正常に排泄されているか観察するために、尿を機械に溜めます」と書かれていますが、実際には尿を溜めないで紙の計量カップで測り、尿はトイレに捨てて、時刻と量をA4縦の紙に自分で記録します。ときどき看護師さんが計測結果をチェックしに来ます。

カテーテルとドレーンバッグを外したら、1日2回の膣洗浄が始まります。初回は看護師さんと一緒にやるか、自分で洗浄用のカテーテルを膣に挿入して、できたら看護師さんを呼んで、位置の確認やシリンジの使い方を教わります。私は最初多目的トイレで看護師さんと試みたのですができませんでした。看護師さんに、シャワーのとき自分でカテーテルを挿入して、挿入できたらシャワールームの呼出ボタンを押してください、見に来ますと言われて、鏡を使ってカテーテルを膣に挿入しました。入院オリエンテーションのときにもらう入院のしおりの「入院時の持ち物チェックリスト」や、別紙 必要なものリストに載っていませんが、鏡は必須アイテムです。


なお、山梨大学からいただいた入院診療計画書(2023年3月改訂版)の教育・説明・指導の欄に「ダイレーター挿入の練習を1日2回行ないます」と書いてありますが、術後9日目の今日時点でもやる気配はありません。昨年8月に手術を申し込んだとき、百澤先生が「手術4週間後にダイレーション開始」とおっしゃっていたので、この入院診療計画書ファーマットの更新が間に合っていないようです。

百澤先生をはじめとする医師チームと看護師さんたちのおかげで、現時点で術後の経過は良好です。手術の週は完全に会社を休ませていただきましたが、術後2週目に声がかかった会社の会議には全部Zoomで出席できました。私は個室をお願いしていないため大部屋ですので、Zoom会議にはデイルームで参加しました。看護師さんから注意されることはありませんでした。

午前と午後に正面玄関横のスターバックスに行き、テイクアウトのドリップコーヒーを買って病室で飲むことと、目が覚めたらローソンに行き山梨日日新聞を買って栄養相談室前の明るい廊下で読むことだけが楽しみです(病棟は午前6時まで消灯のため暗くて新聞を読めません)。さっきローソンに確認に行ったら、金曜の天皇誕生日、天皇誕生日の翌日の土曜日、日曜日、日曜日の翌日の月曜日は早朝営業が無いと言われて落ち込んでいます😢