若いころって、クリスマスの時に1人でいることがたまらなく苦痛でした。
「一緒に過ごす友達がいない」「一緒に過ごす彼女がいない」っていう状態が耐え難いヒリヒリするような苦痛でしたねえ。
寂しくて寂しくて、やるせなくて、ほんと悶絶してたよなあ。
あの頃にFacebookとかあって、自分以外の友達が仲良くしている写真とかを見せられたら、多分、泣いていたと思うw
でもねえ、いつからかそういう寂しさとか人恋しさはなくなりました。
いや、完全になくなったわけではなく、人肌恋しい夜は、365日中380日くらいあるけれど、人恋しくて切なくて苦しくてしょうがない、っていう状態にはほぼならない。
なんかねえ、思うんですが、「若い時の苦しみ」って、「年を重ねた後の苦しみ」より、明らかにきついよね。
思春期の頃とか、まあ、25才くらいまでに抱えていた様々な苦しみって、本当に苦しかったもの。
リアルに痛かった。
ほんと。
まあ、そういう様々な経験を踏んできて、痛みに慣れて鈍感になってるところはあるでしょうね。
また、対処法を持てるようになって、そこまで苦しまずにケア出来るようにもなってきた。
「1人は寂しい・誰も相手にしてくれない・俺は孤独だ」っていうような痛みを、世間や社会や周りに対しての敵意やあきらめに変えるのではなく、「ちくしょう。だったら、来年はフレンドリーでラブラブで、ウルトラハッピーなクリスマスを過ごせるように、努力したらあ~!!」って思って、自分を変えた方がよっぽど健全ですね。
年を食えば食うほど、「変わらない自分・変われない自分」を肯定するだろうしね。(以下略)
最近は12月の今頃がもっとも好きな季節となりました。
だって、
家族のある方は暖かい家庭に帰るわけです。
恋人のいる方は、これからの日々を楽しみにしているわけで。
今年もクリボの人は、
寂しさとか孤独と向き合うわけで。
ある意味、みんなが幸せを意識しているわけで…
こんな時期が
私はもっとも好きなんです。