全然相手を怒らせることもなく、楽しげにコミュニケーションをしている人っていますよね。また、逆の人もいますよね。

なぜか?

簡単な話で、相手に対する観察力が足りないんです。そして、観察した上でコミュニケートする能力がない。若しくは使い方が間違っている。


「私という人間が何者であるか?」ってことを全く知らずに、どこかで警戒している人間の懐に1発でズバンと食い込んで心を掴むなんていう能力は持っていないわけです。




でね、そういう能力というか、スキルってのは、元々持っているものではないらしいです。
私なんかは今でも、たくさんコミュニケーションで失敗することはあるわけです。

人を傷つけ、イヤな気分にさせてしまい、自分が傷つき、イヤな気分になることもある。

失敗して、反省して、観察して、違うやり方を試してみて、それでもまた失敗して、なんとかかんとか今のコミュニケーション能力を手にした、というのが素直な感想であるわけで。


「寒い日のハリネズミ」って話がありますね。寒くて寒くてどうしようもない冬の日に、2匹のハリネズミがいるわけですが、出来るだけそばに行って肩を寄せ合いたいわけですが、近づきすぎると相手の針が刺さります。

でも、離れすぎると寒い。

その相手の針の長さ、自分の針の長さ、距離、間合い、そういうものを把握して、どこまで近づけば心地良いかを見極めるのがコミュニケーション能力であって、それはね、やっぱ、針が刺さる痛い経験をするのはしょうがないですね。

相手の針が刺さったことに文句を言ってもしょうがない。

それが嫌ならば、寒い冬の中で1人でいるしかないわけで。



「ダイヤはダイヤでしか磨けないように、人も人でしか磨けない。ビジネス書を100冊読むより、人と10回ぶつかる方が人は磨かれる」

ほんとだよね。傷を恐れたらいかん。






そんな(どんな?)訳で

誰かさんと良いコミュケーションをとり




クリスマスを迎えましょうね。