日曜日から、我が家で預かりを開始したそら君。

 

 

知らない場所に移されて、怖くて、不安で、小さな胸はドキドキ、ドキドキ。

 

部屋や庭にフリーにすると、ウロウロ、ウロウロ。

 

部屋のどん詰まりのところまでウロウロし続けます。

 

においをかいだり、好奇心に駆られて、ウロウロだったらいいのですが

 

ただただ、不安でここから出たい、帰りたい、という感じ。

 

そのウロウロの途中、うちのアナさんのスペースに侵入しちゃうと

 

「来るな!」って怒られて。

 

また萎縮。

 

 

そら君の頭の中はただただ「懐かしい我が家に帰りたい!」その一心なんです。

 

でも、、、、そら君の帰る家はもうありません。

 

そら君は15歳という高齢で、最愛の家族と死別しました。

 

そしてその身内の方からセンターに殺処分前提で持ち込まれました。

 

そら君を可愛がり、守ってくれた人が突然いなくなり。

 

知らない場所に連れていかれ。

 

そら君の恐れや不安は計り知れません。

 

 

ウロウロし続けて、

 

疲れて硬いタイルの上で寝ちゃいました。

 

ケージに戻そうと抱っこすると、体も四肢もかちんかちんに緊張させます。

 

 

 

そら君、

 

 

その不安いっぱいの表情が、

 

再び喜びで輝く日が来ることを信じて、いいよね?

 

 

シニアだって、高齢だって、

 

生きている限り命の重さは一緒。

 

最後の日まで愛されて、満たされた毎日を謳歌する権利は老犬にだってありますよね。