あの風が虚しく吹き荒れる場所で
君に出会えた
髪をなびかせる君の後ろ姿がキレイで
夕日に鳴く夏虫たちがなぜか大人しくて
いつだったか、君を見ていたのわ
優しい笑顔に見とれて
君がもう冷たい抜け殻になる前に
一度だけ話したかった
だけど君はもういない
一度だけで良かったんだ
美しい声を一度だけ聞かせておくれよ。
大好きな君の後ろ姿がもう見れないんだね虚しく風が吹き荒れる。
君の髪を触る前に君は空風になった
昼間に騒ぐ蝉達がなぜか静かで
もう君を見れないのだろうか。
あの優しい姿を…
君がもう冷たい抜け殻になる前に
一度だけ触れたかった
だけど君はもういない
一度だけで良かったんだ
君の優しい愛に…
触れたかった…
聞きたかった…
あなたの全てがもう嘘のように消えて行く
もう二度と苦しむ事も無い…
安らかに…静かで優しい空風になりますように
